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自分の状態を知る方法にしたい! ~「エッセイストのように生きる」を読んで~

今日は松浦弥太郎さん著「エッセイストのように生きる」の
”まさに!”と思った部分をご紹介します。

まずはその部分を

少しずつでも、毎日読む
 「読む」は毎日つづけることが大切です。気が乗らなくても、少しずつでも、です。
 「毎日読む」というのは、人によってはむずかしいことでしょう。仕事や生活で忙しい日々、なかなか時間は取れないし、疲れたときに活字を追う元気が出ないという方も多いです。
 それはあたりまえのことです。なぜなら書き手の世界を、思いを、エネルギーを受け入れるのですから。読み手であるこちら側にも、相応のエネルギーが必要です。
 身体の調整も影響するし、心の調子も影響する。コンディションによって読むための気分が変わるのは、当然です。
 だからこそ、毎日「本を開く」ことに意味があります。習慣としてページをめくることに、大きな意味があるのです。

 なぜかというと、毎日読むことで、自分の状態が手に取るようにわかるようになるからです。
 ページを開き、数行だけ目で追ってすぐにほかのことを考えてしまうときと、目の前に情景が浮かんでストーリーにぐっと入り込めるとき。
 読書習慣が長くなればなるほど、読みはじめの感覚で自分の「元気度」がわかります。つまり、どれだけ本に没頭できるかがコンディションのバロメーターになるわけです。

松浦弥太郎著「エッセイストのようにいきる」p152~p153

本当にこの通りのことをちょうど自身が
体験していたので、
やはりそう思う方は多いのだなと思いました。

何か心につっかえたものがあるとき、
考えたくないのに心配性のおかげで何も
集中できないとき。

また、朝・昼・夜でも変わります。
朝、5分でも読書の時間をとろうとするのですが、
朝は多くても2~3行。
理解できている日と、できていない日
どちらもあります笑

昼間はもっとだめです。
その日のTodoに頭を支配されているためか、
眠いのか、その両方なのかわかりませんが。。。
1行程度読んでも、目がゴロゴロするというか
文章に焦点が合わないで終わりです。
そういう時は、”多読”ではなく、”熟読”を
大切にする私にとっては
不本意な状態なのですぐやめてしまいます。

現状ベストな時間帯は夕方~夜です。
周囲の静けさからなのか、
1日のTodoが頭から消えているかなのか。。。

これだ!という自信をもって言える理由はないですが、
やはり、この時間が私が”本と向き合う
心の余裕がある時間なんだと思います。
いわゆるベストタイムなんでしょう。


思い返せば、一人暮らしの時もそうでした。
寝る前、持病の薬の影響で眠くなるタイムリミットは
服薬から30分くらいでしたが、
それまでは本に没頭していました。

本を読んでから寝て迎える朝と、
スマホを見てから寝た朝は全く違います。
やはり心がスッキリするのは前者です。

今も特に良いフレーズに出会ったり、まさにこれ!
という本を読み始めた日は、
心が豊かに、穏やかになります。

活字の力はやはりすごい、人の「伝えたい」と
思う力は素晴らしく、大勢をappyにしてくれる。
今は家の大きさというか、二人暮らしのため、
電子書籍で読める本は電子で
購入するようにしています。
でも、本当は、壁一面の本棚にあこがれていました。
今は地震も多いし等、やめた方が
よい理由の方が多いので我慢というか、
諦めましたが。。。

話が少しそれましたが、
とにかく、最初の引用にあった
バロメーター”という考え方。
まさにと思うし、やっぱりと思いました。

ということは、裏を返せば、
バロメーターが安定している時。
自身の決断したり、大切な予定を入れる。
こういう活用の仕方、また未来の自分のためにも
バロメーターの安定を目指し、
精神が均等にできるようにしたいと思いました。


長くなりましたが、やはり本は自分のその時の
状態を嫌でも教えてくれる。
そういう媒体でもあることを再認識しました。


ここまで読んでいただきありがとうございました。
またお待ちしています。



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