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「使命」:家族の食卓編 DishAppでは こんな悩みを 解決したい

DishAppは、なにを解決したいのか?

うつわと料理で笑顔の食卓をつくる食器賃貸プラットフォーム事業」を目指すDishAppが考えている「課題」について、本音でお話しする連載の第4回です。

4回目の今回は、課題編の最終回として、家族の食を守る みなさんの視点で「食卓を巡る課題」を考えてみます。

アジェンダ


・実際の「日々の料理」は、「多忙」との闘い
・面倒で単調な食事の準備 家事分担に残る男女差
・日常の「食」の軽視、「食卓の幸福感」の喪失
・リモートワークで思い出した「一緒に食べる喜び」
・コロナ後、再び「家族の共食」の危機
・ちょっした工夫で「笑顔の食卓」がつくれる
・うつわに凝るのは、家族の笑顔のため 
・ミッションは うつわと料理で「笑顔の食卓」をつくる

これは「課題」というより、みなさんが感じている「お悩み」と言った方がわかりやすいかもしれません。
ですので「それ、感じてた!」とか、「そうそう、それって問題だと思う!」という感想があれば、ぜひ、コメントに残すか、以下に連絡して下さい。
mail@dishapp.info

家族の食卓を巡る課題について

 
政府統計によれば「ほぼ毎日、料理をする人」は 全体の43%にもなります。DishAppとして推定すると、「ほぼ毎日、うつわを使う人」は、4100万人にも達することになります。

https://www.bunka.go.jp/tokei_hakusho_shuppan/tokeichosa/seikatsubunka_chosa/pdf/r1414723_01.pdf

加えて、「料理が好きかどうか」の調査では、全体の約32%が「料理をつくることが好き」と回答されています。
これも推定すると、なんと!3840万人が「料理が好き」となります。


とはいえ実生活のなかで、そんなに「毎日の料理が本当に愛されているか?」と考えると、どうも、そんな印象ではないですよね。

・実際の「日々の料理」は、「多忙」との闘い


「多忙な生活のなかで、日々の料理がだんだん苦痛になる」、これが自分の生活している中での正直な実感です。

家族のために朝食、夕食を毎日、毎回きちんとつくることが、どんなに大変なことか、皆さんも実感していると思います。
子供ためのお弁当作りも大きな負担です。

家事は料理だけではないですから、洗濯、掃除、子供のお迎え、両親の世話・・・、これに加えての会社やバイトの業務となれば、日常生活は分刻み。その多忙感のなかで、「日常の食」が軽視されて、手抜きになっていくのも、仕方ないですよね。

統計調査を聞かれれば「料理は好き」だけど、本音では毎日の食事の世話は「面倒だ」という方も、多いと思います。

・面倒で単調な料理、孤独感、家事分担に残る男女差


そもそも、毎度まいどの食事の準備は、単調な日々の積み重ねであるのに、実際は面倒です。
献立を考えるだけでも大きな負担で、食材をメモにして、買い物に行って、やっと料理が作れる。そして、つくるのに1時間以上かかっても、家族が食べるのはあっという間。それもTVとか、スマホとかを、よそ見しながら・・・。
「いただきます」も言ってくれない。「ごちそうさま」、なんて、久しく聞いてないなぁ・・・

ご家庭の「料理人」のみなさまは、実は「孤独」を感じていませんか? 

家事の不平等感

そして、家事の男女負担格差や不平等感は、根強く残っています。
先ほどのデータで見ても、「ほぼ毎日料理をする女性は71%に対して、男性はわずか16%」です。「ほぼ料理をしない男性が37%」も存在します。

家事に協力的な男性が増えたとはいえ、「平日、毎日」という観点では、男女負担格差や不平等は、いまだに大きな問題です。

すれ違う家族

また、現代社会の多様化、スピード化によって、「家族で一緒に食事をする機会」がめっきり減っています。

会社で働く世代は、平日は、ほぼ家族と食卓を囲む時間が持てません。子供世代も、中学生以降になると、部活動や塾が忙しくなり、帰りにハンバーガーショップで夕食を済ますなどを含めて外食の機会が増え、一気に「個食」の回数が増加します。

ご家庭においては、家族全員分の料理はいちどに作るものの、実際には、時間的にすれ違って、毎回、電子レンジで温め直して、各々別の時間に食べている「実質個食化」しているのが、現実だと思います。

・「食卓の幸福感」の喪失 日常の「食」の軽視

これらの現代社会の特徴から、「食卓の幸福感」はどんどん薄れています。

みんなで声を合わせて「いただきます!ごちそうさま!」を言っていたのは昔の話で、いまやテレビドラマでも見かけなくなりました。

昔のその時代は、盛付けや、うつわ選びなど、「食卓の幸福感」をもたらしてくれるものは、家族全員にとって重要なものでした。

新しい食器を買うとき、新しい料理道具を選ぶとき、ちょっと贅沢な食材を買おうとするとき、あなたは、「家族の笑顔」を思い浮かべて、楽し気に考えていませんでしたか?

私たちの日常から、こうした「食卓の幸福」が失われていっているのです。

「食卓の家族の笑顔」に対して、どんどん無頓着になっている。これが、DishAppが考える、もっとも「恐ろしい事態」です。

IT企業で働いていたころの私の食生活が、「無頓着」そのものでした。与えられた業務の多忙感と責任感、ストレスに押しつぶされて、日々の食事に対して、どんどん無頓着になっていき、遂には、食事は「エネルギー摂取」と同じ意味になりました。お昼の外食の時間すらもったいなくて、メニューを考える時間も削って、コンビニの同じおにぎりを毎日食べていました。

・リモートワークで思い出した「一緒に食べる喜び」

そんな、最悪の「無頓着」時代が突然、終わりました。
コロナで会社に行けなくなり、毎日、家で過ごすことになったからです。
通勤に3時間かかっていたのですが、それもゼロ時間になり、突如、可処分時間が増えました。思いもよらない形で、通勤する時間や苦痛から解放され、家で一日を過ごし、家族と共に食卓を囲む経験をしました。

平日なのに、夫婦で献立を話し合い、交代で食事の準備をして、一緒に「いただきます!」を言い、笑顔で食べる。その食卓の暖かさは、忘れていた幸福の暖かさでした。

「家族と家で食事をする幸福」が、人生で最も大事であることを実感しました。

・コロナ後、再び「家族の共食」の危機


こうして「家族と家で食事をする幸福」を実感した後、コロナの終息とともに、徐々にリモートワークが解消され、通勤電車も混雑を取り戻しています。

日本はまた、あの地獄のように孤独なストレス社会に反省なく戻ってしまうのでしょうか。

いちどは取り戻した幸福感を、再び奪われそうな今こそ、「忙しすぎる現代人の、食卓の笑顔を取り戻す」という提案の必要性があると考えています。

そのためには、知恵を使って少しずつ改善していくことが必要なんだと思います。

・ちょっした工夫で「笑顔の食卓」がつくれる


無理に料理を自分だけで担当するという思い込みは、失くしていけるといいですよね。

忙しければ、パートナーを頼ればいい。リモートワーク中、料理を習う男性が急増しました。男性も少し意識改革が進んでいます。

これからは、少しでも余裕がある方が食事を準備する。二人とも忙しいなら、宅配を頼む。そこに罪悪感は必要ない!

だって「食卓が笑顔」であることが大事なんです。ちょっとした工夫で「幸福は演出」できます。

買ってきたお惣菜でも素敵な皿に盛りつけるだけで、「ごちそう」になるというのは、このリモートワークの期間に自分で体験した事実でした。

時間がないときには、時間がないときの工夫をすれば、「笑顔の食卓」はつくれます。

おいしい食べ物が、美しいうつわが、楽しい会話が、味方です。
みんなの家に「笑顔の食卓」をもたらしてくれます。

・うつわに凝るのは、家族の笑顔のため 

うつわが好きな方をインタビューすると、「うつわ集めは高額な趣味だと思われ、家族の手前、言い訳を考えてしまう」といお話を伺います。

本当に「笑顔の食卓」のための投資に、ご家族がご不満を持つでしょうか?

DishAppでは、こうした「悲しい罪悪感」を持つ必要がないような仕組みを考えていきたいと思っています。
うつわを使う人のためだけでなく、うつわを使う人のご家族の「笑顔の食卓」をつくりたいのです。

私たちのミッションは うつわと料理で「笑顔の食卓」をつくる です

前回までの記事 
①まずクリエイターさんの視点で考えました
②つぎにフォロワーさんの視点で考えました

1.使命:うつわ編

2.「クリエイター」をめぐる課題


3.「フォロワーさん」の視点からの課題


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