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クライエントより楽しく仕事をする

先日、自分の結婚式に向けてプロフィールムービーを外注させてもらいました。

私は、自分を撮られることがとても苦手。しかし、外注先の方の仕事に対しての姿勢に感動して、とても楽しく撮ることができました。

その方々の1番素敵だったのは、「クライエントよりも楽しく仕事をする」こと。

早朝の2時間超えた撮影でしたが、全く疲れずその後の予定も元気にこなすことができました。

なぜ、自分がここまで楽しくできたのかを、今後の自分の生き方にも含めて書き留めたいと思います。

相手の話をしっかりと聞く

仕事、特に人を相手にする仕事の場合、相手の話を聞く「傾聴」が大事だと言われます。

傾聴についてはさまざまな本やサイトで定義を表しており、読むと難しそうだなと思いつつも、なんとなく理解ができた気がします。

ただし、それはスキルであって本質ではないことに気づきました。

自分の中で傾聴に必要な二つの要素をその方から学びました。

①安心・安全を与える

その方の不思議なところは、話していても安心・安全を感じることができました。初対面でも、特に緊張や警戒をせずにお話をすることができました。

なぜ、緊張しなかったというとその方はとても周りを観察していました。

観察は目で見えるものだけでなく、私が何を感じているか、周りがどういう状況かなどを掴み取ることがうまかったと思います。

この人がいれば楽に話をすることができるという信頼感がありました。

②聞いて欲しいことを質問する

質問の仕方は難易度が高いと思います。

相手が聞いて欲しいことをさらに深掘りすることは相手に関心がないと難しいです。

また、初対面の相手にどう関心を持つかというモチベーションを保つことも困難を極めます。

この方はプロフィールからしっかり読み込んでおり、かつ私たちに対してとても関心を持たれていました。

そして、私たちが大事にしていることを汲み取ってもらいながらも、そこを深掘りしてもらい。途中いじられることもありましたが、全く不快感を感じませんでした。

相手に関心をもつことで、相手が聞いて欲しいことが掴める。

言葉では簡単に言えるけど態度で示すことはとても難しいこのことをこの方はさらっとしてもらいました。

クライエントより楽しんで仕事をする

1番自分の心に刺さったのは、自分達より仕事を楽しんでいたことでした。2時間の予定でしたが、その方々の撮りたい絵があり少し延長していました。

また、自分達が来る前と後の時間も撮影をしており、クライエントよりも仕事を楽しそうにしており、それに影響されて自分も楽しくなってしまいました。

人を元気にされる仕事の姿勢にはとても頭が下がりました。

ここまで読んでいただいてありがとうございました。

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