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掌に塊 福星-fuxing- その3

デジタルと粘土で制作を進める福星(フーシンと呼びます)。


素体をモデリング

頭身のデフォルメと、ポーズや装飾を塊感をつくるためにギュッとまとめた感じができたことで、このキットの方向性が決まりましたね。

造形の方向性が決まった福星。
まずは素体をデジタルモデリング。

当初は100mm以上の中サイズ(当ディーラーのキットサイズ比)。仮出力してサイズ検討。ポーズの微調整も行いました。物理的なモノのサイズ感はモニターでは判断しにくい点です。

←before・after→

各パーツにはダボを付けて、サイズは全高80mmへ変更。手のひらサイズながらも塊感のあるキャラクター造形に。

実はダボをつくるのは初めてだったりします
80mmで出力

パテ盛りが続く

ここからは、出力パーツにエポキシパテを盛り付けて手造形です。

エポパテとポリパテで造形


影響を受けた写真集にあった、靠旗(ピンイン)を付けたかったのでデジタルモデリングへ戻って造形。

▼xiaoxiao xu Shooting the Tiger

戦に臨む武将が付けるもののようですが、京劇やお祭りの装束でも使われているので、意味合いをこめず、装飾品としてアレンジしています。今回これをやりたかったというのもあります・汗

次回は原型完成をご紹介します。


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