人間関係の原則を説いて世界的ベストセラーとなった、デール・カーネギーの『人を動かす』。その中から、子どもに対してどう接したらよいかを学べる言葉を、100万部ベストセラー編集者であり、社会人になった息子をもつ編集者のFがご紹介します。
以下の5つの言葉は、『超訳 カーネギー 人を動かす エッセンシャル版』より抜粋したものです。
その1 家族を褒めるのを忘れない
カーネギーが人間関係を改善するために最も大切だと言っているのが「相手の自尊心を満たすこと」です。子どもに接する際も、もちろん重要なポイントになります。
その2 相手に注意するときは、まず自分の過去のミスを告白する
この項目は相手が大人の場合ですが、子どもを相手にした場合でも十分に通用する内容だと思います。
その3 人前で叱らない
あなたに部下がいるならば、このことはすでに心がけているかもしれません。しかし、子どもについてはどうでしょうか。
その4 母親に励まされて大歌手になった人物
子どもを褒めること、励ますことの重要性はご存知でしょうが、ここであらためてカーネギーの言葉に耳を傾けてみてください。
その5 子どもを叱る前に
子どもについついがみがみ言ってしまうという方も多いのではないでしょうか。この項目はぜひ、折に触れて読み返していただきたいと思います。
『超訳 カーネギー 人を動かす エッセンシャル版』
『超訳 カーネギー 人を動かす』が、手にとりやすい文庫エッセンシャル版になって再登場。カーネギーの「人間関係の原則」を日常生活に応用すれば、人生に劇的な変化が起こる!
世界中で1000万人以上に読み継がれている自己啓発の金字塔『人を動かす』を、読みやすい「超訳」として181の項目にまとめました。
家庭・職場・学校で円満な人間関係を築き、大きな成果をあげるための必読書です。単なる理論ではなく、経験をもとにした「人間関係の原則」は、実際に魔法のような効果を発揮します。