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コンサル流デスクワーク技術⑤「コンサル流検索式読書術」

その仕事、どの会社でも通用しますか?
外資系コンサルがまず身につける究極のベーシックスキル30個選!

ビジネス・コンサルタントは入社1年目から徹底的にビジネスの基礎を叩き込まれます。
このnoteでは、全30記事にわたって、一流のコンサルタント会社を経て独立し様々な業界で活躍している方々に取材して分かった、彼らがコンサルタント時代で学んだ中で今でも実践している「外せないスキル」を紹介します。
厳選した30のスキルは、百戦錬磨のコンサル出身者が、一過性ではなく15年、20年実践し続けている普遍的な仕事術です。

このnoteを読むことで、
・職業を問わず、業界を問わず、15年後にも役立つ普遍的なスキルを
・社会人一年目で学んだときの基礎的なレベルから
理解できるようになります。

社会人1年目からベテランの皆さんまで、自分の成長が不安な方はぜひご一読ください!

今回からは、「デスクワーク術」と称して、テクニック寄りのことをまとめています。議事録の書き方、スライドの基本、効率のよい勉強法、プロジェクトの課題管理方法などです。

第二十回:コンサル流検索式読書術

コンサルタントは、未知の分野に取り組む際に、短時間でひと通りの勉強をして、一定レベルまでキャッチアップする必要があります。とりわけ一年生は、あらゆるものが未知のことですから、人一倍いろいろなものを素早く勉強しなくては追いつけません。インプットのスピードが遅いと、仕事についていけなくなることがあります。

コンサル流読書術を身につける

たとえば、机に40センチも50センチもある資料の束を渡されて、明日までにざっと読んで要点をまとめておいて、といった作業を振られることがあります。
そういう場合、資料を逐一頭から読んでいては間に合いません。
そこで、効率のよい読書法や勉強法が必要となります。これは、拙書『コンサルタントの読書術』に詳細を書いたのですが、ここではそのエッセンスを紹介します。

基本的には、
・読書の目的を絞る、明確にする
・ウェブを検索するように目次ベースで該当箇所を拾っていき、重要な部分だけ読む

・なるべく多くの文献を広く浅く当たる
というものです。

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