【防災】『 #みんなの防災ハンドブック 』の一部を無料公開します。 #台風 #対策
弊社より刊行、草野 かおる・著『みんなの防災ハンドブック』の台風に関連するページを公開します。防災・被災後の対策にお役立てください。
下記のページにて、PDFの無料ダウンロードもできます。
このnoteでは、公開しているページのうち、一部を掲載します。
【災害に備える】あらゆる方法で命の水を確保しよう
ひとりあたり「1日3リットル」の水が必要
自宅で被災したときは、水道の水が出るうちに、できるだけ水を確保しておき、知恵と工夫で大事に使うようにしましょう。
平常時のように水を使っていたら、すぐに足りなくなってしまいます。
断水したときに、自分の手で給水車から水を運ぶことを想像してみてください。また、大きくてじょうぶなビニール袋を多めに用意しておくと、何かと便利です。
【被害発生! 何をすればいいの?】いまさら聞けない「風速」って何?
◎「風速」とは空気が移動する速さのこと。風速2メートルはさわやかな風
◎風速20メートルは「非常に強い風」
◎風速30メートルで「猛烈な風」 樹木が根こそぎ倒れる!
◎プレハブが飛ぶ! 瞬間風速は3倍以上になることも
報道される風速によって行動を!
「風速」は 分間の平均風速を表します。
平均風速の最大値を「最大風速」、瞬間風速の最大値を「最大瞬間風速」といいます。
「台風」は発達した熱帯低気圧の日本での呼び名です。北米や中米の「ハリケーン」、インド洋などの「サイクロン」も同じもの。熱帯低気圧が存在する地域によって、その呼び方が違います。それぞれ最大風速の基準に違いがあります。
【被害発生! 何をすればいいの?】台風接近! 停電・断水に備えよう(屋内)
◎携帯電話の充電、バッテリーの充電、ラジオの電池も確認
◎懐中電灯、ヘッドライト
◎お風呂の水は流さない、飲料水も用意。非常用トイレも忘れずに
◎非常持ち出し袋、ハザードマップと避難所の確認も
すみやかに手分けして準備をする
家の外まわりを確認し、飛散しそうな物は屋内に収納しま
す。商店等を営んでいる場合は看板のぐらつきを確認しま
しょう。
プロパンガスボンベを固定、カセットコンロを準備します。
換気口から水が入って建物内部が水浸しになることもある
ので、ふさいでおきます。
窓ガラスには、地震のときにも有効な「飛散防止フィルム」
を貼っておきましょう。
【被災そのあと】停電の準備をしよう
◎エレベーター、立体駐車場、オートロックのドア、ガスや水道も停電で止まる可能性があります
◎ラジオには電池を用意。携帯電話はフル充電。パソコンのデータはこまめに保存
◎暑さ対策、寒さ対策も考えましょう
◎明かりは心強い味方ですが、日の扱いにはご注意を
【被災そのあと】冷蔵庫の停電対策
◎ふだんから冷凍庫に水を入れて凍らせたペットボトルを用意
◎停電中は冷蔵庫を開けないつもりでクーラーボックスを活用しましょう
◎そしてもうひと工夫保冷カーテンをつけましょう
◎使うものをひとまとめにして取り出しやすくしておきましょう
【非常時の衛生とメンタルケア】新聞紙とレジ袋で「非常用トイレ」を作れる
◎レジ袋と新聞紙、バケツやゴミ箱で非常用トイレに
◎レジ袋を二重にかぶせ、くしゃくしゃにした新聞紙に用を足します
◎着なくなった古着でも代用できます
◎介護用のおむつパッドは防臭効果もあり。おすすめです。
無料DLはこちらから
https://d21.co.jp/news/info/191011.html
『4コマですぐわかる 新 みんなの防災ハンドブック』
草野 かおる (著)
発売日:2019-02-22 ページ数:260 ISBN:978-4-7993-2435-6
防災士、イラストレーターであり、おかあさんでもある著者が、PTAや自治会を通じて16年間に渡り防災活動にかかわったことを活かし、1つの防災情報につき1つの4コママンガという形式で紹介。
災害が起きたそのときに取るべき行動や、いますぐできる備え、避難生活などの非常時を乗り切るアイディアを、子どもからお年寄りまで、一目でラクラク理解することができます。
さあ、自分や大切な人の身を守るために、いまこそ「防災リテラシー」を身につけましょう!
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