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みんな大好きセガール映画!沈黙の戦艦と監督アンドリュー・デイビスの作家性

カバー写真はコモンズから引用させてもらっているので
沈黙の戦艦とは全く関係ないです笑

今回はセガール映画に代表される
沈黙シリーズ
そして
セガール映画最高傑作を監督した
アンドリュー・デイビス監督の作家性について
書いていきます

そもそも沈黙シリーズとは


日本語タイトルを付けるときに
配給会社が勝手につけてるだけの
タイトルといっても過言ではないですね
正規の沈黙シリーズとしては...
って、そもそも
勝手な邦題なのに正規の沈黙シリーズも
おかしな話だけど、、笑
沈黙の戦艦(原題 Under Siege)
暴走特急(原題 Under Siege2)
これがシリーズとして作られた作品になっております
細かく言うとまだあるんですが
まあいいやw

そもそもセガール映画とは

言わずもがな
スティーブン・セガールが主演している
一連の作品群のことをいいます
その多作ぶりにファンのみんなが絶望
じゃなかった…
切望している作品ですね
セガール映画はほぼアクション映画ですが
そのアクションが独特でもあり
ジャンルの枠を超えて
セガールアクションとして親しまれています
(誰にだ)

セガールについて


一言でいうと
ヴァンダムと共に90年代を支えたアクションスターですね

セガールは若い頃に
日本の大阪で武道家として修業を積んでいます
合気道の名人なんですね
なので
大阪弁がペラペラしゃべれたりしつつ
割と親日家だったりしました
だったりした…というのは
今はどうなんだろう?という意味ですw

合気道としては7段の腕前なのですが
まあその
合気道家の人に言わせると
どうやらいろいろあるようですw
実力はおそらく4段くらいなのではと
聞いたことがあります

そしてその武術をバックボーンにした
アクションを見せてくれるのが
セガールでした(でした?)
だって最近のセガールってば
ほとんど動かなすぎるし
合気道技に嫌気がさしたのか
あんま見せてくれないし
というか太りすぎて
見栄えが悪いのなんの、、

セガールアクションの特徴


前述した亜流(邪道)合気道を駆使して
戦う姿がとても印象的なんですよね
ざっとその特徴を書いてくと

・人がポンポンよく飛ぶ
・非道な関節技をガシガシ決めてく
・縦横無尽に飛び回るアクションではなく
 セガールは割と不動
・愛銃はコルトガバメント
このあたりでしょうか
まあもはや
セガールアクションって何って人、いるのでしょうか?
全人類知ってるくらいの勢いだとは思ってるんですけども

若い!!痩せている!!ww
ほんと印象的なアクションですよね

セガールデビュー作


刑事ニコ/法の死角1988年公開


のサスペンスアクション映画

デビュー自体は80年代終わりで
この時から結構頭が薄い
今はもしゃもしゃしておりまして笑
植毛だといわれておりますw
そしてめちゃ痩せている
今は見る影もありませんw

このデビュー作と沈黙の戦艦が
アンドリューデイビスとタッグを組んで
作った唯一の作品となっております
今作自体は
粗削りながらも
やりたいことが明確で
何とかしてセガールを次世代アクションスターに!
っというより
俺はスターになるぞ!どうだ!っと
自己主張も感じる逸品
そういう意味では
燃えよドラゴンに通じる
ブルースリーのようなイメージも付きまといますね
…っというパワーを感じる映画になっております


アンドリュー・デイビスの作家性


監督としては
何作かやったうえで沈黙の戦艦を監督しておりますね
アンドリューデイビスは
・カメラワークと連動させた編集のキレが良い!
これに尽きると思ってます
まあ編集マンの力も
あると思うんですが…

編集のつなぎのテンポ間って相当
天性の部分があると思っていて
独自のリズムが映画編集に向いているタイプの監督
としてはかなり異例なのかなと思っています

同じような方向性に
マイケル・ベイ
がいるのですが
マイケル・ベイの場合は
ミュージックビデオ的なカメラと編集で
映画的な部分かというと微妙なところではあり
その点
アンドリュー・デイビスは
芝居を組み立てて映画らしさを貫ける
しかもサスペンスアクションとしての
かっこよさと緊迫感を出すのがうまい監督だなあと思いますね
こののち
ハリソンフォードの逃亡者で
トミーリージョーンズに
オスカーをもたらしたのは作品の見せ方もかなり
あったと思いますね

映画を撮るのがうまい職人監督としては
勉強になる監督だと思いますね

沈黙の戦艦


セガール映画としても
アンドリュー・デイビスの監督作品としても
一級品の出来栄えで
サスペンス映画として飽きさせないシナリオ構成もうまい
と言わざる終えないなと思います
格闘シーンも良き所で
映えるようにセガールアクションを切り取っており
非常に巧みだと思います
当時大ヒットしていたプロットの
ダイハードものの映画ではあるんですが
その中でも出色の出来ですよね
(これを見ると
マイケル・ベイ映画の最高傑作の
ザ・ロックとのつながる部分がかなりありまして…
多分ベイはこの映画の成功を見て
ザ・ロックの企画にしたんじゃないかなと邪推してます)
ちなみにテーマ曲も結構よくて
よく聞いてます

ここまで書いといてなんだけど
掘り下げる必要ある??
ってのがセガール映画かもしれないですw

あとがき


沈黙の戦艦のアクションシーンが好きなんですけど

何度繰り返し見ても
わきの下の急所に
ナイフを突き刺すカットが
繰り返さるところの違和感が拭い去れません!!笑





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リドリー山下の映画人生
読んでくれてありがとうございます!自分もめちゃ嬉しいです!笑笑、良ければフォローよろしくお願い致します^_^