AIが変える業務の未来!ChatGPTで定性調査の新境地を開拓
こんにちは、dip Roboticsの内藤です。
UXデザイナーとして、dipの営業の皆さんの業務効率化に貢献するために課題解決を日々行っています。
今回は、業務の一環として行なっている定性調査で、ChatGPTを活用してみた試みをご紹介します。
ChatGPTとは?
ChatGPTはOpenAIによって開発された、会話型のAIです。無料で利用できるほか、より高度な機能を使うためには有料プラン(約3050円/月)があります。
今回は無料プランのGPT3.5を使った事例の共有となります!
【実践】営業業務の課題解決
dipの営業さんはマイリストというアタック(電話・メールしたり)する自分の顧客リストを持っています。
でもそれを月末までにアタックできずに、未アプローチになってしまっていることがあり、月末までのフォローアップがしばしば滞ってしまうことが課題でした。
そこで、インタビューとKJ法を駆使して定性分析を行い、未アプローチの理由を探っていました。
ChatGPTの活用法
今回はChatGPTに定性分析を依頼しました。まずはインタビューから付箋に書き出し、そのテキストをChatGPTに送り、KJ法でグループ化してもらいました。
使ってみたプロンプト
#依頼する内容
-これから送るテキストを KJ 法でまとめてください
- まとめるグループは3〜4個にしてください
- 特定のグループに偏りすぎないようにしてください
- それぞれのグループには、グループの内容を表すタイトルを名付けてください
#テキスト
付箋に書いたものを全部貼り付ける
そうするとこんなかんじでグルーピングしてくれます。
さらに、グループごとに因果関係を尋ねることで、仮説を立ててもらうことができました。
グルーピングしたものから因果関係と考えられる仮説を作ってください
仮説を立てて教えてくれます。
感想
すごい・・・今まで時間をかけてやっていたこととは・・といい意味で衝撃を受けるくらいにレベルが高かったです😭
自分でやった時とほぼ、同じ仮説がでてきました!
4/5の仮説がChatGPTで出てきて、残り一つは最後のコメントに付き添えられてました🤔
これは取りこぼしありそう。
また、4と3.5では今回は3.5のほうが答え方が希望と近かったです!
※自分の理解力やスキルは衰えていくような気がしました笑
最後に
AIの進化は止まることを知りません。私たちの業務も、これらのツールを上手に活用することで、より効率的かつ効果的になり得るでしょう。
今回の試みは、その一例に過ぎません。今後もAIとともに働く方法を探求していきます!