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脱サラは羨ましい?失敗のリスクや社会保険のことは考えてる?

ども!ヌーノです!

何年ぶりでしょうか(笑)

最後の投稿からかな~り時間が経ちましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか??

僕はこの通りピンピンしてます!

ネットビジネスのうまい話に乗せられて、期待外れに泣かされる人が根絶されるまではしぶとく生きるつもりです(笑)


で、久々の投稿で何の話をするかって??


ネットビジネスを成功させたその先は・・・

【脱サラ】を目標にしている人が圧倒的に多いですね。

会社に頼らない収入源が作れただけでカッコイイし、何より人間関係のしがらみとかからも一切解放される、っていう側面に皆目が眩んでいるんだと思います。


『そんなエラそうに言ってるヌーノだってそうだったんじゃないか!?』


ハイ・・・
確かに、ネットビジネスしてた時は脱サラできるぐらいの収入を得ることを目的にしていました。

だけど僕の場合、本当に脱サラするつもりなんてなくて、あくまで『脱サラできるぐらいの収入を得ること』で止めておくつもりだった。

会社員しながら他でそれぐらいの収入を得ておいて、

『ま、何かあってもすぐ辞めれるし(^-^)』

と、高みの見物をしたかったワケです。
メンタル安定化のために。

ただそれだけ。


会社員って、

  • 通勤がしんどい

  • ニガテな人も少なくない

  • 転勤や職種変更のリスクもある

デメリット盛りだくさんなんだけど、それでも脱サラが僕の選択肢に入らなかった理由。

それはズバリ!

【社会保険の恩恵】

です。


社会保険
会社員だったら当たり前のようにその恩恵を受けてますけど、種類は【健康保険】と【厚生年金】ですね。

それが脱サラなんかしたらパーになります!

特に20代や30代の初めごろに脱サラを実現させてしまったら、年金面でのディスアドバンテージが大きい。
新卒から少し分の厚生年金しか加入してないことになりますからね。

じゃあ、数十年働いたのちに脱サラした場合は?
勤続が長い分、年金はあまり差がないかも知れない。

でも、問題は健康保険。

会社員辞めたら健康保険から外れ、

  • 国民健康保険(国保)に入る

  • 医療保険に加入せず、病気やケガをしたら全額自腹

を選択しなくちゃいけません。


1.脱サラのデメリット~社会保険の有無による違い

50~54歳の平均年収は約663.6万円。
(国税庁「令和3年度民間給与実態統計調査」)

計算を簡単にするために、年収650万円としましょう。

まず、会社員の健康保険の場合、年収650万ってことは月収約54.2万円。
健保の場合は給与額そのままじゃなくて、”標準報酬月額”で保険料が決まりますが、月収54.2万円だと第31級に該当し標準報酬月額は53万円となります。

そして保険料率は、

一般保険料率:30/1,000~130/1,000
※協会健保の場合都道府県によって異なり、組合健保の場合は所属組合による
介護保険料率:16/1,000(令和6年3月分)
※協会健保の場合

なので、この方の場合、

¥24,380~¥77,380

が毎月の保険料になります。
が、健保の場合は会社と折半なので、会社員が支払う分はこの半額。

つまり、

¥12,190~¥38,690

です。


一方で国保の場合はちょうど良いシミュレーションサイトがあったので、そこへ直接入力して計算してみました。

国保の保険料も住まいの市町村によってバラツキがありますが、東京都中央区在住の自営収入者(個人事業主)でその年収が650万円の場合、年額¥916,500。
すなわち、月額¥76,375を支払うことになります。

しかも、この額を全額自腹で支払わなくちゃいけない・・・

月7万以上ですよ!

健保の場合は一般保険料率が上限の130/1,000だったとしても会社折半になる分支払額はかなり抑えられます。

しかも、扶養人数が増えたとき、健保だったら保険料は据え置きですが国保の場合はその員数に応じて保険料も高くなります。


2.脱サラ後の年金収入は半減!?

そして、リタイア後の年金も脱サラ以後は国民年金のみの加入になりますから、将来もらえる年金は基礎年金だけです。

初めにも話した通り、若いうちに脱サラすると厚生年金の恩恵がほぼ皆無になります。


具体的に、基礎年金は毎月保険料約¥17,000で、それを40年間真面目に全期間支払っても、もらえる年額は¥780,900で月換算約¥65,000。

ここでまた、年収650万円の会社員と非会社員の例ですが、会社員の場合、先ほどの標準報酬月額が53万円で、厚生年金保険料率は18.3%。
すなわち、毎月保険料は約9.7万円。

厚生年金も会社折半になるので、支払う保険料は約4.85万円です。

そして、将来の年金額は、標準報酬月額×給付乗率(5.481/1,000)で計算されるので、1ケ月だけ厚生年金保険料を支払ったらば年額¥2,900だけ基礎年金に上乗せされます。

新卒からずっと会社員をしてて50代になった場合、少なく見積もっても勤続25年(300か月)にはなるでしょう。

300か月加入すれば、厚生年金として87万円(月額:¥72,500)加算されるわけで、基礎年金と合わせて月額¥137,500もらえることになります。


これまでの話をまとめるべく、東京都中央区在住の50代・年収650万円の会社員と非会社員の収支を表にしてみました。

どうでしょ?

会社員と非会社員。

収入が全く同じだったとしても、現役時代の支出、将来の年金収入はこれだけ違うんです。

※ここでは話を簡単にするため、本来の年金計算における”改定率”などは省いています。


3.脱サラのデメリットは社会保険から外れるだけじゃない!

脱サラ後、社会保険がなくなることはさることながら、もう一つデメリットがあります。

特に若いうちに脱サラしてしまった場合、その後60代まで自力で食っていける収入を稼ぎ続けられたならまだ良いでしょう。

でも、途中で経営が立ち行かなくなってしまうことだって十分考えられ、
そのリスクは会社員時代よりはるかに大きいもの。


じゃあ、そうなってしまったら・・・

サラリーマンに舞い戻るしかありませんね。

だけど、そのハードルも決して低くはないと思っていて、たとえば脱サラして3年間会社員から離れていたとすると、再就職の面接で、

『君、3年も何やってたの?』

と突っ込まれる可能性が高い。

それで、苦し紛れに、

『い、いや・・・あの・・・
資格の勉強してました。〇〇という資格の!』

と口をついて出たとして、

『じゃあ君、その〇〇は取れたのかい?』

と切り返されて、

『(試験に)落ちました』

チ~ン!


さっきの話は一例だけど、脱サラしていた期間は社会人経験がない期間とみなされる可能性が非常に高い。

前職を退職して直ちに再就職活動するなら話は別だけど、脱サラ期間っていうと会社側にしてみりゃ”遊んでた期間”になっちゃうワケ。
まして、若いとキャリアもないから、その”遊んでた期間”があると余計に不利になると思うんです。

仮に正直に脱サラしていたことを再就職面接で話したとしても、その経営が立ち行かなくなってしまったことは事実。
つまり、

少なくとも、経営者としては無能・・・

ということは察してしまわれることになる。
少なくとも、なんで脱サラ状態から会社員に舞い戻ろうと思ったのか、理由は訊かれるでしょう。

もちろん、そのへんに対する考え方は会社によりけりだけど、もし僕が人事担当だったら良い風には思いません。


4.会社員生活、そんなにイヤですか?

こうやって考えるとね、日本の労働者ってつくづくトクですよ!

そりゃあ、会社行くのが辛すぎて、毎日吐き気がして、”自死”の2文字がよぎることもある。
そんな心身状態だったら別だろうけど、そうじゃないならもうちょっと踏ん張ってみても良いと思うんです。

ってか、そこまで極限のメンタルだったら、脱サラすることを考える余裕もないと思うんですけどね。。

とにもかくにも、僕は脱サラの経験はないけれど、会社員より半端なくしんどいはずだと思います。

自分の得意分野をウリにするにしても、

  • 集客は?

  • 商品在庫は?

  • アフターフォローは?

  • 確定申告は?

  • 法人化するの?

  • 手が足りなくなったら人を雇う?

  • トラブルが起きた時の補償は?

  • 体調を崩した時の収入源は?

などなど、会社員時代は会社が尻拭いしてくれたことでも、全部自力でやらなくちゃいけない。

何があっても、誰も助けてくれません!

脱サラするということは、それだけの覚悟を背負うこと。

たとえ”社畜”でも、ここまでの覚悟を背負わずに生活ができる分恵まれています。


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