心の調和
調和という世界がありますが、
今回は心の調和というテーマでお伝えしたいと思ってるのですが、
それにはまず「調和」とは何かをお伝えしなくてはなりません。
「調和とはどのようなことか?」そして「心の調和とは何か?」を私の視点になりますが、お伝えさせていただきます。
今回も少し長くなるので、目次で気になる所を見て、少しずつ読んでいただければと思います。
調和
この世界には
空と陸があり、
光と闇があり、
陽と陰があり、
目に見える世界と目に見えない世界がある
などの対極的な空間があり、その中で私たちは生かされてます。
この対極的な事柄には「バランス」、
もっと繊細な言葉を使うと「均衡」があり保たれてます、この保たれてる状態が調和へ繋がり、その調和に溶け込む「美しさ」を感じることができると私は思っています。
もう少し噛み砕いた表現にしてみます、
そのために「1日」の調和を例えとして考えてみます…
昼と夜
陽が昇ると「昼」という世界があり、陽が沈むと「夜」の世界になります、これは同じ空間でありながら昼夜2つの顔があると捉えられますよね、
この節理は変わることがありません、ルールであり1日の対極的な調和であります、
なので夜しかないということはないですよね、
そして調和ある均衡の中には「美」があります。
一つの例をあげると、
昼には、太陽と自然が織りなす光の芸術的美しさであります、
夜には、静寂の中に浮かぶ月と星々が囁く闇夜の美しさがあります、
そして夕日と夜が交代を迎える瞬間は、とても神秘的な美しさがあります、しかしこれは昼と夜が混ざり合うのではなく調和というバランスを取りながら昼から夜に移行してます、この美しさが見れるのは交代のバランスが保たれてるほんの数分です。
この自然界の美しいワンシーンを目で見たり、写真や映像に心が洗われる瞬間を経験された方もいるのではないでしょうか、
調和ある美しさに触れるということは、
「心に光が灯る」とも言えます。
このように片方だけでは気づきにくいことも昼と夜という対極がバランスを取ることによってその対象的な世界や美しさを教えてくれます。
感じ方や捉え方は個々によって違いはありますが、調和的均衡には「美」が関係してくるということです。
こう考えてみると、私たちは調和の中を生きてますが、こんな風に視点を変え考えてみないと気づきにくいものです、
しかし、調和という視点に近づけば近づくほど、この世界が驚くほど美しいと感じます、
それは風に舞う葉っぱを見ただけで地球の美しさに心打たれるほどです。
宇宙と調和
この調和という視点をもっと掘り下げていくと、宇宙の法則、星々の成り立ち、大自然との一体化などの壮大な視点になり、その中で調和という光を求めていきます。
それはゆっくりとした時の中で、
宇宙や大自然と自分が一つになっていく、つまりいずれは大きな存在と繋がり一つになっていく思想とも言えると私は思ってます。
しかし宇宙や大自然との調和を追い続けることへの疑問もあります、これらを重視することで、「人間」よりも「宇宙や自然の流れ」を意識しすぎるということです。
もちろんそれが悪いという訳ではありませんが、今の私たちは宇宙や大自然ではありません「人間」です、人として生まれこの地球で「心を学ぶ」ことを優先していくべきではないのかと私は思ってます。
ここで出てくるのが心の調和です。
やっと本題にきました(笑)
今まで伝えた調和を心の世界で実践していくと言うことです。
心の世界もバランスを追いながら、成長していきます、
と言っても分かりにくいので、
みなさんはどんな心の調和に触れているのかを見ていきたいと思います。
芸術
実は芸術がまさにそうなんです、
作る側としては、
作品を創ることで自分の意識している心の美しさを表現していきます。
作品は自分の心を映した鏡となります。
そして作品を見る側の人達がいます、多くの方はこちら側になりますね、
作品に感銘し、調和や美しさに触れて光の世界を知りだすなんてこともあると思います。
これは視覚から入っていく心の調和です、
では他にはとんなものがあるかというと聴覚からくる芸術もあります。
それは音楽です。
声や楽器を使って音を奏でる、その旋律が美しさのある調和となり心に響きます、
音楽的な調和の素晴らしい所は、
単独の表現だけでなく、声や楽器を合わせることで複数の心を一つにまとめ上げることもできます、
つまり個々の磨かれた心の旋律を一つにすることで聞く側としても演奏側の広大な世界の表現を共有することができます、
この芸術を通しての心の調和とは、心や魂に染み込んだ光と闇の経験をバランスをとりながら1つにして表現してくとも例えれます。
まさに地球の芸術=心の調和を体験、体感できる場所でもあると私は思ってます。
ちなみに光であろうが闇であろうが、均衡が取れず偏りすぎるのは心の調和にならないです、そんな芸術表現もあるのでご注意を。
ではもっと身近に多くの人が関わっている心の調和への一歩があります。
それは料理です。
料理と心
古代ギリシヤの哲学者ソクラテスが言った言葉があります、
「生きるために食べよ、食べるために生きるな」という言葉です。
私たちは生き物なので、生きるために食べなくてはいけません、
この生きるために食べるは、ただ食材をそのまま食べれば良いわけではないですよね、
焼く、煮る、蒸すなどの調理をし、数々の調味料を使いバリエーション豊かな料理として仕上げて食べていくわけです。
ではみなさんは料理を美味しくするためにどうしますか?
材料や調味料を適当に入れ調理して美味しくするのは難しいですよね、
なので最初は作りたい料理のレシピを参考にしながら作るのではないでしょうか、
ここで食材同士の相性もあり、食材の特性によって入れる順番、調理方法や時間も様々です、そして味付け方法も色々あります。
これらを駆使して美味しい料理がはじめてできます。
このレシピが調和と例えれます。
このレシピに大切なのは「バランス」ですよね、美味しくできた料理もちょっとした塩加減によって塩っぱくなると口に入れることもできなくなります、私たちは料理を通じてここでバランスということを学んでます。
そして料理の醍醐味として盛り付けもありますよね、綺麗に盛り合わせることで「美しさ」も学んでます。
さらに料理には目に見えないスパイスが入ります、よく聞く「愛情」、「想い」、「心を込める」などです、これは「心の大切さ」も学んでます。
いつも携わっている料理が心の調和を教えてくれてて、実践する一歩となっています。
心を込めた美味しい料理で関わる人が
「笑顔になる」これも立派な心の調和の一歩です。
今回は調和という普段あまり使わない表現だったかも知れません、しかし心の調和には個々の心を1つにする力があります。
心の調和を広げることがこの世界を変えると私は思ってます、このブログを通して何か少しでも気づくことがあれば私にとっての幸せでもあります、お付き合いいただきありがとうございました。
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