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「カモシカのような足」は嬉しくない!? 誤解かもシリーズ

こんにちは、いきもの雑学プレゼンターDINOです。早速ですが、今回は「それって誤解かも」シリーズ。過去のシリーズは下記をどうぞ。

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⚫︎カモシカのような足

おもに、すらっとしたスレンダーな足を形容するときに使うこの言葉。さぞかし、カモシカの足は細いんだろうな、と思いますね。


しかも、カモシカ。名前はよく聞くけど、実際に見たことがある人は少ないんじゃないでしょうか?テレビなどでもあまり取り上げられたりはしないようです。


いわゆるカモシカとはニホンカモシカを指しますが、たしか天然記念物に指定されています。山岳地帯などの傾斜地に好んで棲みますが、実はウシの仲間です。


⚫︎名前の読み違い?

ウシの仲間は実はかなり多く、レイヨウという呼ばれ方もします。例えば、サバンナの映像でよく見る、ガゼルやインパラ、アンテロープなどもウシの仲間で、レイヨウと呼ばれます。


さて、ここからが本題です。


ズバリ、カモシカの足は太いです。


太い、というか、がっしりしてる感じです。草原を駆けるための足ではなく、ゴツゴツした斜面地を登る足なので、なんとなくガッシリした感じはしますね。


では、なぜ「カモシカのような足」と言われるのか??


おそらく、名前が原因と思います。


カモシカを漢字で書くと「羚羊」。これ、別の読み方で「レイヨウ」とも読みます。


つまり、「羚羊のような足」という漢字から、草原を駆けるレイヨウ、ガゼルやインパラなどの足を連想してできた言い回しなんだと思います。

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