【新種発見】ドラゴンのような空飛ぶ恐竜!?
こんにちは!いきもの雑学プレゼンターDINOです😺
さっそくですが、今回は恐竜🦖
新種が発見されました!ので、ちょっと語ります。
※細かなことを言えば、恐竜ではなく、翼竜(よくりゅう)。
●恐竜と翼竜
恐竜というのは、一応定義があります。主な特徴としては、脚のつき方や腰部分の骨格。そのあたり、下記の動画で解説しているので、是非ご覧ください。
簡単に言うと、恐竜は爬虫類から派生した種です。同じく、爬虫類から派生した種が、翼竜です。翼竜とは「空飛ぶ爬虫類」です。
ちなみに、哺乳類にも唯一、空飛ぶ種がいます。
なんでしょうか?
答えは、、、
コウモリです。
コウモリは実に色々な種類がいて、哺乳類の中で1.2を争う種類数を誇ります。コウモリの羽は、羽というよりは膜と言われていますね。
同じく、モモンガやムササビにも膜がありますが、彼らは膜を滑空に使います。羽ばたかせる、というよりも風を捉えてバランスをとるイメージでしょうか。
コウモリはこの膜を哺乳類では唯一、飛ぶために羽ばたかせます。
※コウモリの雑学はまた別記事で上げますのて、お楽しみに。
恐竜の中にも、モモンガやムササビのように翼のようなものを広げても滑空するものもいます。映画「ジュラシックパーク」で有名な、ラプトルの名を冠する、ミクロラプトルや、飾りバネが特徴のエピデクシプテリクス、毒を持つハンター、シノルニトサウルスなど。これらは滑空するためか、小型の恐竜です。
●恐竜時代の空の支配者
さて、翼竜に戻ります。一番有名な翼竜はプテラノドンではないでしょうか。そうです。プテラノドンは恐竜ではなく、翼竜です。恐竜が生息した時代の後期、ジュラ紀から白亜紀に生息したと見られている大型の翼竜です。
そして、本題てす。今回発見されたのは、オーストラリア。現在はオセアニア半島として独特の生態系を有する孤島ですが、かつては超大陸パンゲアや、ゴンドワナ大陸など大きな大陸の一部だったと見られています。
発見されたのは白亜紀前期頃に広く分布していたと見られる中型の翼竜アンハングエラの仲間とされています。
翼竜の特徴はいくつかありますが、その一つが羽。先ほどのコウモリのように、鳥類が持つ羽ではなく、膜だったと言われています。
また、飛ぶために体が軽い、という特徴もあります。この新種もそうですが、骨に空洞が見られるようです。
翼竜で最大サイズのケツァルコアトルスは全長12メートルぐらいあり、首の長さで7メートルぐらい。これ、キリンと同じぐらいの長さ。つまり、キリンが飛んでいるイメージです。そんなケツァルコアトルスも、体重は70kg程度という説があります。
ちなみに、これを見事に人間に置き換えたのが、漫画「るろうに剣心」に登場する、十本刀:飛翔の蝙也。是非見てみてください!個人的には好きなキャラです。
つぎに、クチバシ。これは大きく2種います。一つは歯がないクチバシ。これは鳥類のクチバシをイメージしてもらえばわかります。
もう一つは、この新種のように歯がビッシリ生えたクチバシ。もう少し小型の翼竜としてはランフォリンクスなどもビッシリ歯があります。この歯を使って水面を掬うように飛び、魚を引っ掛けた、とも言われています。
この歯が並ぶクチバシを見ると、鳥類ではなく、爬虫類の仲間だというのも頷けますね。まさにワニみたいなクチバシです。
こんなクチバシを持った、7メートルの爬虫類が、軽いとは言え、空、つまり死角から虎視眈々と獲物を狙っている世界。。。考えるだけでも、サバイバル感満載ですね!
恐竜および翼竜など、かつて地球を支配していたいきものたちのうち、化石として発見された種は全種のほんの一握りと言われています。
化石発掘は、ある種イマジネーションの世界です。骨の断片を頼りに、その骨をもついきものの、当時の世界を想像する。まさに太古のロマン、ワクワクしますね!
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