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【ヒマラヤ山脈を歩く】爽やかアッサムボーイあらわる
ネパールのミニ情報
唐突ですが、ここでミニ情報をご紹介。
ネパールでは、「OK」を意味する時に首を傾げる。
初めてこの話を聞いたときには「またまた〜ご冗談を!」と笑った。
でも、これはホントの話。
ネパール人は肯定する時に首を縦には振らない。
なかには肩をクイッと上げながら首をかしげる人もいるもんだから
真っ先に殿が頭に浮かんでしまう。
YESとは逆の…
返事に困っているような…
ワカンナイ…ってさじを投げているような…
ちょっと困っている感じの「ノーと言えない人」に見えるけれど、
ネパールでは首をかしげたら「はい」とか「オッケー」だからね。
毎回、ちょっと混乱してしまう私は頭の中でイメージを作って覚える事にした。
「恥ずかしがり屋さんのモジモジはYES!」と勝手に名付けて
首傾げ = YES を無理やり理解する事にした。
◇
爽やかアッサムボーイあらわる
インド・アッサム出身の彼(通称:アッサムボーイ)は、何となく若い頃の照英さんに雰囲気が似ていた。ちょっと鈴木亮平さんにも似ていたりする。
きっつい山道を登った先で、照英さんに笑顔で迎えられたら、なんだか元気になるよね。爽やかだし。
シューレース(私達のガイドさん)と余裕で談笑していたし、けっこう大きめの荷物をひょいと担いでいたのでてっきり、地元ネパールでちょっと知られた「おしゃれガイドさん」なのかと思っていた。
彼はインドのアッサムに住む大学生なんだって。
大型連休を利用して山へ挑戦しようと、列車で2日間、さらにバスに乗り継いでココまでやってきた。初の海外登山だと言っていた。初海外でヒマラヤトレッキングときた。クールだね。
照英さんの20年前の写真が載っているオフィシャルブログがあったので
リンクを貼っておこう↓
そうそう、アッサムボーイもこんなバキバキな感じ。
夫は照英さんや鈴木亮平さんの顔がまったく思い浮かばいらしい。
山でこの気持ちが共有出来ないことが残念でならなかった。
アッサムボーイはいつも「ここは映える」と思うような素敵な場所で、
私達が来るのをニコニコとした笑顔で待っていてくれた。
当然、撮影会が始まるのだが、素材の違いから分かる通り、
面白いくらいに画像の出来上がりに差が出る。
![](https://assets.st-note.com/img/1730172279-YN2DTeLdi5ESP1gUZwFWxBVn.jpg?width=1200)
私達夫婦も奇跡の1枚を願って撮ってもらうのだが…。
![](https://assets.st-note.com/img/1730172505-QIvsg3kh89KXZj5AclMd2GNC.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1730172505-1svFcoGlfSg2ubrWnKTZmAj9.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1730172505-o3gU6A0N1WsTJlYj8hmZEbfX.jpg?width=1200)
思いは違いながらも、画面をのぞき込んではみんな首をかしげる。
まぁ、これも一生の思い出。
◇
食事時の会話も楽しかった。
まず彼の出身地、アッサムが意外な場所だったコト。無知な私がアップデートされていく。
![](https://assets.st-note.com/img/1730169528-76c5ysl0zqSndp9aeVw1FUDg.png?width=1200)
アッサムといえばお茶!のイメージだけど、お茶以外にもラム酒が有名だというコトも教えてもらった。そして、ネパールと同じく沢山の山が楽しめる場所なんだって。
そうそう、アッサムでは何にでもマスタードオイルをかけるんだよ、とも教えてくれた。
イケメンさんがオリーブオイルを何にでも回しかけるみたいに、
わりとインドではマスタードオイルがよく使われるらしい。
お昼はチョウメンという焼きそばっぽいやつに、たっぷりとマスタードオイルをかけて食べた。マスタードの辛味が増し増しで美味しかったが、昼食後、しばらくしたらちょっと体に違和感を感じ出した。
気分がすぐれないし、寒いし、頭が痛い。お昼に食べたものがこみあげてくる感じがする。マスタードオイルなのかも…と心配になったが、たぶんこれが高山病ってやつだと知った。酸素不足が影響してきたんだと思う。
アッサムボーイも同じく、気分が悪そうだった。やっぱりマスタードオイルなのか…?
でも、一緒に食事をした夫は何ともない。
そのとき、シューレース(ガイドさん)がアッサムボーイに話しかけたところ、彼はすごい勢いで来た道を駆け下りて行ってしまった。
ひょっとしたら高度調整するために少し下山したのかもしれない。
もう戻ってこないのかな、残念と、ちょっとがっかりしていたら、
数時間後に元気になって笑顔で戻ってきた。
その後、彼は無事に回復してぐんぐんとABCを目指した。
私は、ぐんぐん悪化の一途。
最後にアッサムボーイに会ったのはMBC(ABCのひとつ手前)。
彼は無事に登り終えて爽やかな笑顔で下ってきたところで、
一方の私たちは、フラフラになりながらこれから出発するというところだった。
そんな対比も一緒にカメラで残しておけば良かったなぁ。
皆で首を傾げただろうに。
◇
本当にどうでもいい情報
今回のヒマラヤトレッキングで気づいた
本当にどうでもいい発見は…照英さんってインド顔だったってコトでした。
体調をくずしながらも、笑顔でトレッキングできたのは爽やかアッサムボーイのおかげだと思っている。
いつかアッサムにも行ってみたいね。
Googleマップにまたピンがふえた。
予告
次は高山病になった時の話を書きます。辛かったなぁ。
では次へ
ラ!
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