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【トルコ】パッションフルーツとマトリョーシカの思い出
最後の日の過ごし方
トルコで過ごす最後の日のはなし。
3か月近く3つの地域で暮らしてみた。カッパドキアも青いモスクも、宮殿にもいかず、ちょっと田舎で毎日を過ごしていた。
移動日の前日は、だいたい家で過ごす事になるが、
今回のトルコではいつもよりも充実した過ごしていたので記録しておこうと思う。
やったこと
テキトーに荷造り
今回は、乗り換えのためにイスタンブール空港近くに一泊するので、詰め込みは適当、まぁこれはいつものこと。ホテルに着いたらまじめにやろう。
それから、トルコで新しい靴を買ったので靴と衣類を手放した。
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新しい靴の話も書きました。こちらからどうぞ↓
ケーキを買う
夕方にお茶会があるので、手土産のケーキを買いに街の中心にあるちょっとキラキラしたお店へ。
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スタッフさんが美人で緊張しつつも、トルコ最後の夜にはトルコのものを食べようと、伝統的なお菓子をゆっくりと選んだ。
パッションフルーツをもらう
彼女と私は行動パターンが似ているふたりなのかな?
私が一人で外出するときに限って、ばったりと出会うご婦人がいる。とってもかわいらしい方でニコニコとした笑顔で話しかけてきて、別れ際にいつもパッションフルーツをひとつ私にくれる。毎回私の話を聞かされる夫は、彼女に会ったことがなかったので、あくまでも話の中の人だった。
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いつも私の話を聞いては「パッション夫人に会ってみたいねぇ」と話していた。
今日は最終日だし、お目に書かれたらいいなぁと思っていたら、ケーキを買った帰り道に何と彼女が私たちの目の前に現れた。
嬉しくてしばらく翻訳アプリを使って会話。一緒に写真をとり、SNSでつながった。別れ際に彼女はいつも通りパッションフルーツをくれた。今回は2つだった。
夫は直接彼女からパッションフルーツを受け取りとても喜んでいた。おとぎ話かなんかと思っていたのか?
たぶん私は、今後パッションフルーツを食べるたびに彼女を思い出し、彼女にメッセージをおくることになると思う。
パッション夫人は実在するんだからね、ほら!というために送る。
botじゃないからね、実在するよ。
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海に行く
部屋に戻り、ケーキとパッションフルーツを置いてビーチに行った。トルコではいつも海の近くの宿で過ごした。
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夫が釣りをする間、私はやる事がないので、暇つぶしにゴミを拾った。新しいルアーや1リラコインを拾ったこと、そんな思い出話をしながら海を見て家に戻った。
ティーパーティーを楽しむ
宿に戻り、ケーキを持ってティーパーティーへ…。
隣の部屋のロシア人Rは笑い上戸。Rに会うまでの私が想像するロシア男性って、笑わないイメージだった。大晦日の笑ってはいけない番組に出たら、一回もお尻を叩かれる事無くぶっちぎりで優勝出来るほど笑わないのがロシア人だと思っていたが、Rは真逆の人だった。いつもニコニコ。
人と交流するのが好きな彼は、同じマンションの住人たちとよくティーパーティを開く。ここ(ガジパシャ)での生活が始まったころ、Rがティーパーティに招待してくれた。暖かい日差しが庭に差し込む時間帯に、お手製チキンパイと紅茶を庭に運び出し、皆で会話を楽しむ、もちろんノンアル。私も夫も、これまでティーパーティーとは縁遠い生活をして来たので、最初は戸惑ったが、
彼のお陰で素敵な経験をした。
私が自転車が好きな事を知ると、彼は自分の自転車を好きなだけ乗っていいと言ってくれて貸してくれた。図々しく何度か借りては近所を乗り回したので、サイクリングの話はまた別の機会に書こうと思う。
話は戻って…
我々の出発前日のティーパーティーに合わせるかのように、数日前にRの奥さまがお友達と一緒にロシアからやって来た。
数週間前に画面越しに対面した、あの美人妻が目の前にいる。しかも私達のために手作りのカカオアップルケーキを焼いてくれて、更にかわいいマトリョーシカをプレゼントしてくれた。何て素敵なパーティ♪
私達は「初めて訪れたトルコで驚いたこと」をお題にトルコで驚いた話をした。
というのも、彼らはこれからトルコで2人の新しい生活が始まる。
笑い上戸のRはいつもにも増してずっと笑っていた。
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おわりに
お互いの新シーズンに思うこと
彼らは理由を語らなかったので、あくまでも私の想像なのだが…
Rにとって、お日様を浴びながら大好きな人達と一緒に過ごす事はとても大切なことで、
その為にガジパシャを新天地に選んだのかもしれない。
どうか、争いのない平和な毎日を過ごせますように、
幸せが沢山ありますようにと願う。
イベント盛りだくさんで、楽しかったトルコ。
マトリョーシカがタビコレに加わった。
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