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ジップロックやクリアケースをお財布代わりにしていた私がお迎えしたお財布のこと

2022年のベストバイについて書いていたら長文になってきたので、長くなりそうなアイテムについては個別に書くことにしました。

このnoteには2022年の11月、12月にお迎えしたお財布の話を書いています。

私のお財布史

お財布は、色と形状にこだわるあまり、長年買えずに過ごしていました。

以下、記憶にある私の最近のお財布史です。実際に買ったものを知りたいと思う方はここをスキップしていただいてかまわないのですが、とんでもなく質素な私のお財布史があるからこそ感動ひとしおのお迎えだったので、自分用の記録も兼ねて、まずは私のお財布史をここに簡単に記載します。

長財布時代

いつだったかもう忘れたのですが、長財布を使っていた時期がありました。しかし、コンパクトに荷物をまとめようとすると邪魔なのです。いつのまにか、長財布は家に残していくお札やカードの置き場所みたいな扱いになり、全く持ち歩かなくなりました。

がま口時代

長財布と同時期だったか、そのあとだったか、Paul Smithの小さな小銭入れにカードと小銭を入れて使っていました。お札は折り曲げて収納。コンパクトで開閉がらくで便利。

しかし、お札を折り曲げるのがいまいちと思い(お札を出すときに伸ばすのが煩わしい、所作が美しくない、お札にやさしくない)と思い、ここにお札を入れるのをやめようと思いました。

カードの枚数も増え、口が閉まらなくなって限界を感じるようになったこともあり、使うのをやめることにしました。

ジップロック時代

お札を折り曲げるのをやめたいし、がま口は崩壊の危機、しかし長財布を持ち歩きたくない、となった結果、ひとまずジップロックだろう、ということで、ジップロックにお札と小銭を入れて持ち歩くようになりました(カード類をどうしていたのかは、もはや記憶にありませんが、別のジップ付き袋に入れていたと記憶)。

飲み会の席でジップロックを出して笑われたのも、してやったり、笑いとれたぜ、という気持ちでした。気分に合わないお財布で自分がもやもやするより、ジップロックはずっと私らしいと思って使っていました。

しかし、エレガントさには欠ける。飲み会ではいいけど、お洋服とか買いに行ったときにはさすがに恥ずかしいと思っていました。

X-PACのお財布とクリアケース時代

現在のお財布を買う前の最終形態です。

ジップロックからの卒業のためにお財布を探していたところ、私好みの軽量なX-PACの小銭・カード入れを見つけたので、通販で購入しました。

B:MING by BEAMS のX-Pac ジップウォレット オレンジ&イエロー

鞄の中での視認性を重視してオレンジ&イエローのものを購入したのですが、色選びを失敗したと思いました。カジュアルで目立ち過ぎるのです。普段のカジュアルライフにはよくても、やはり、お洋服とか買いに行ったときにはちょっと恥ずかしいのです。

しかし、軽量・コンパクトで使い勝手もよかったため、そのまま使い続けていました。

そして、相変わらずお札を折らずには入れられないお財布を買ったため、お札はジップロックのまま・・・ではなく、お札サイズにカットしたクリアケースに入れることにしました。

クリアケースを鞄の中から取り出さずに、お札だけを鞄の中からすっと取り出せば、クリアケースが人目につくこともなく、伸びたお札が鞄からすっと出せてエレガントに振る舞えるのです(自分比)。

人には見せられないけど、所作としては納得のいく状態になり、この「お財布を取り出さずにお札を取り出せる」という状態の便利さが捨てがたいと思うようになりました。

お財布お迎えまでの自問自答

ちゃんと買ったことがある長財布でさえも1万円以内のかごの中のセール品という、お財布に大した興味も持たずに生きてきた私。しかし、自問自答ファッション講座受講後、速やかに、ハイブランドのお財布を持ってもいいんじゃないか、と思うようになりました。

そして、講座受講直後の2021年の夏、この形状よい!と思えるお財布、LOUIS VUITTON のスリムパースを発見。お札を、開け閉めすることなくすっと取り出せる、クリアケースのアップデート版となり得るお財布です。

しかし、私、LOUIS VUITTONじゃないよね?モノグラムの成金感(バブルなお姉さんを横目で見ていた子供の偏見です)はちょっと違うのでは?しかも、小銭入れは別途必要だし、その場合は何を合わせるんだ?と購入には至らず。

小銭入れはX-PACのお財布が気に入っていたので似たようなお財布を、と思ったのと、COMME des GARÇONSに興味がわいてきていた頃だったので、お財布から COMME des GARÇONSを導入するのよいのでは?となって、Wallet COMME des GARÇONSをチェックしました。

その結果、Wallet COMME des GARÇONSにX-PACの上位互換となるお財布があることに気がつきました。

しかし、いろいろな色がある中でどの色にするか決めかねて、やはり購入には至らず。

そんな出会いもありつつ、決め手に欠けるまま1年以上が過ぎた2022年10月、そろそろ本気を出して財布を探そうと思い立ち、いままでの候補を並べてみました。

そして、気がついたのです。この2つを組み合わせたら、私の憧れる女子ラッパー感(あたし自力で金稼いでギラギラしてんのよ、文句ある?感)出せるのではないか、ということに。

もう何色にするかなんて迷う必要はありません。ここは王道のギラギラ一択です(LOUIS VUITTONは茶色くても私の中ではギラギラ扱いです)。私はお迎えを決意しました。

お財布のお迎え

Wallet COMME des GARÇONSのほうは買うと決めてからお店に行ったらどこも在庫切れという日が続いたのですが、12月に入ってついにDover Street Market Ginzaで出会い、お迎えしました。ドーバーストリートマーケットでいつかお買い物したいと思っていたのですが、記念すべき初のお買い物がWallet COMME des GARÇONSのお財布となりました。接客してくれた方も良き人で最高のお買い物体験でした。

一方、LOUIS VUITTONのほうは、あっさり見つかりはしたのですが、ちょっと残念な接客体験でした。買うと決めていたので買いましたが、買わずに退店して別店舗にいけばよかったなと後から思いました。

せっかく買うなら体験を楽しむ、楽しめないところでは買わないという判断も重要ということを学べたという意味では良き体験だったとは思います。

私は札束と発言力でぶん殴れる女子に対するリスペクトを、お迎えしたこの2つのギラギラのお財布によって表現できるようになりました。

札束と発言力。書いていていいなと思いました。札束も発言力も持ちたい。

カバンの中に納めたギラギラする2つのお財布を大切に使いつつ、札束と発言力を増していきたいと思います。

推測可能かと思いますが、ここでは具体的にはどの色を買ったかは書きません。2022年のベストバイを有料noteにして、そちらには写真を掲載しようかと思っています。ご興味ありましたら、そちらを覗いてみてください。

【参考】購入にあたりインスピレーションをもらった動画

「あたし自力で金稼いでギラギラしてんのよ、文句ある?感ある女子ラッパー」はちょうどその頃見たYouTube動画にインスピレーションを得ています。その動画を以下参考として貼っておきます(Umiさんの和訳が雰囲気がわかりやすくてよかったので、和訳付きバージョンを掲載します)。

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