コムコムのジャケットをお迎えした
2022年のベストバイについて書いていたら長文になってきたので、長くなりそうなアイテムについては個別に書いて行くことにした。
このnoteには2022年の9月にCOMME des GARÇONS COMME des GARÇONS(コムコム)のジャケットをお迎えしたときの話を書いています。
2022年7月、CDG FREAKというサイトに上がっていた2022年秋冬のコムコムのルックを見ていた。そこにはいいな!好きだな!と思うアイテムがいっぱいで、これは見に行かねば、と思った。そこから入荷タイミングを見計らっては店舗に通うようになった。
この手のリリーススケジュールに疎い私は、いったいいつ入るんだろうな、と思いながら、9月の連休初日に、何気なくコムデギャルソン丸の内店に足を踏み入れた。そこで、ついに入荷されたお品物を発見。
気になっていたものもそれ以外も含め、5~6着ジャケットを試着。その結果、一番しっくりきたのは、そのルックのを見た時に1番惹かれたジャケットだった。丈感がショートで低身長の私にはバランス的にばっちり。動きやすそう。重そうだけど着てみると全く重さを感じず、体に寄り添ってくれる。私が探していたジャケット、これなのでは。
しかし、今まで手にしたことのない構築的なアイテム。愛用する未来が見えるものの、今まで着てこなかった構築的なアイテムに着た時の周りの反応も気になって決められない。
その日はお迎えしたばかりのTOD'Sのショートブーツを履いた自分的最上級戦闘服スタイルで訪問していた。ジャケットと合わせるには申し分のない服装。実際、その日の装備にジャケットはばっちり合っていた。しかし、自分の普段着、頻度最多の戦闘服スタイルはスニーカーとバックパック。これらと合わせることはできるのか?その点が気になり、購入を見送った。
購入を見送りったものの、すっぱりあきらめたわけではなかった。スニーカーとバックパックで試着したい。試着せずして売り切れたら、絶対後悔する。行きたい、お店に、いますぐ。
はやる気持ちを持ちつつ迎えた連休最終日、昼過ぎにぽっかり時間が空いた。いま行くべきでは。
「忘れられない服があるから、ちょっと東京行ってきていい?」と家族に断りを入れたところ、快く送り出してもらい、丸の内店へ。
ところが、その店舗の在庫分は売り切れたとのこと。しかし、すかさず店員さんが在庫状況を調べてくれ、国内残2で、1点は池袋にあるということで、取り置きを依頼して池袋に直行した。
そして、試着して後悔しない!私はこれで表現することを選択する!と決意できたため、ジャケットをお迎えした。
持ち帰って見せたときの連れ合いの評価は「アバンギャルド」。アバンギャルド上等、アバンギャルドでいくぜ、アバンギャルドいいね、気に入ったYo!私はこれで表現していくことに決めたのです。問答無用。
購入後、これを着る機会は全くない。でも、たまに羽織っては質感と重みを味わっているし、クローゼットにこれがあるだけで幸せなのです。ほんとうに買ってよかった、2022年ベストバイ、私的ファッションブレイクスルーアイテムの一つです。
と、着用せずに年を超す予定だったのですが、なんと、突発的お茶会イベントにより、2022年12月、着用デビューしました。
アフタヌーンティーをするにはハードな雰囲気だなとは思ったものの、自己紹介の気持ちも込めて着ていきました。
日々見ていたジャケットは覚悟というほどの気合いもなく着て出かけることができたし、ふんわりと暖かく最高でした。
末長く、大切にきていきたいと思います。
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