社員インタビュー|若かった時、自分がして欲しかったコミュニケーションを。
簡単に自己紹介をお願いします!
2008年にエンジニア職として中途採用入社しました。
当時は立場的に若手から中堅に切り替わる時期だったのですが、エンジニア職と言っても私は汎用機の保守業務に特化したスキルに偏っていたので、初めての転職にやっていけるのか不安でした。
それでも、とても親身になってこちらの内情に理解を示して今後のキャリアプランを一緒に考えてくださった先輩や、いつも優しく笑顔でリラックスさせてくださった総務人事の方々に気持ちが救われたことを今でも鮮明に思い出します。本当に感謝しています。
これまでのキャリアを教えてください!
デジタルフォルンが2社目になります。以前の会社は、社員40名程度のSIerでした。新人の頃の業務は外語専門学校の中に入ってシステム開発~運用・保守までを行っていました。
学校の出欠や成績の計算処理やカリキュラム自動生成ツールの開発や、それらのシステムを使った運用、職員の事務作業自動化を支援するシステム構築を行ったり、改善保守などをメインで行いました。
時には汎用端末の修理や消耗品の交換をするカスタマーサービス的な業務も行っていました。その他には、生徒の相談相手や先生や職員の事務仕事を手伝うなど、システム以外にも何でも屋さんみたいにやっていました(笑)
生徒や職員と関わることが多く、コミュニケーションをとることが多かったので、楽しかったです。
その後の案件では、携帯電話の呼(通信)を制御するシステムのサポートエンジニアとして従事しました。当時はガラケー時代で通信を上手く制御しないと、すぐにサーバがクラッシュしてしまうという柔なシステムでした。
当時すべてのキャリアに対する通信負荷を分散させる作業やシステム監視を24時間交代で行い、サーバがクラッシュした際はエスカレーションを行い復旧をサポートする業務を行っていました。
年末年始など通信負荷が高くなる時期は、対応に追われ年末年始知らずの日々を送ったこともあります(笑)
デジタルフォルンに入社したきっかけは何ですか?
恥ずかしながら、体調を崩したことがきっかけになりました。
当時は担当案件の人手不足から月300h以上の業務を強いられることも多々ありました。でも他の会社を知らない自分はその状況が異常であることを理解しておらず、気づいた時には過労で病院送りになってしまって。。。
担っていた業務にはやり甲斐を感じてはいたんですが、その後も業務状況の改善が見られず、家族から転職を懇願されました。
デジタルフォルン(当時は大洋システムテクノロジー)に入社してそれなりに大変な業務も多々ありましたが、現場では同社の良き仲間に恵まれ、チームで案件を遂行し完遂する喜びを教えてもらいました。
現在も私を支えてくれている今の組織の人たちを心から尊敬していますし、人に恵まれていると感じています。私にとってこの会社の魅力は、組織の壁を感じさせないオープンな社風と個性ある頼れる社員の方々です。
入社してから17年経つと思うのですが、デジタルフォルンでどのような案件に参画されましたか?
デジタルフォルンに入社して最初の案件は、某スポーツ協会のオンプレミス型会員登録システムの運用・保守業務を担うことになりました。
登録サイトのメンテナンス保守や、申請登録データの作成・抽出・分析運用、それらを管理するツールの改善開発や運用、選手証等の発行データ作成など、多岐にわたる支援業務を行いました。
続いて、現在の仕事内容を教えてください。
現在は、SPOで構築された製薬会社の社内ポータルサイトにMicrosoftのPower Platformで組み込まれたワークフローシステムと、クラウドパッケージ型汎用ワークフローシステムの追加開発・運用・保守を行っています。
ワークフローは公式文書や機密文書取扱い、りん議書・固有権限に関する申請・承認を管理するシステムとなっています。
また、デジタルフォルンではチームリーダーとして、ラインマネジメント業務も行っています。チームのメンバーが努力家で性格がいいので楽しくやらせていただいています。年齢差があると、話辛いとかあると思うのですが、気さくに話してくれて嬉しいです。
部署問わず最近の若い方たちはとても落ち着いていて、自分の若い頃と比較すると恥ずかしいです(笑) 若い方たちから学ぶことが多いですね。
私が若い時は「背中を見て学べ」的なことが多かったのでコミュニケーションに飢えていて、自分がして欲しかったことや相手がどうしたら喜んでくれるか考えて関わるようにしています。年齢問わず、誰かが見てくれている、評価してくれていることは嬉しいと思います。
仕事でやりがいを感じる瞬間はありますか?
この業界で必要とされる技術の変化は、速いです。
それにあわせたスキルアップが大変ですが、反面、新しい技術に触れることができるので、刺激になるしやりがいがあります。昔よりIT資格も多種多様なので、面白みが出てきていると思います。
私は、保守や運用を中心にキャリアを重ねてきました。
技術のスキルアップが大事なのはもちろんですが、結局大事なのは人と人との繋がりだと思います。高度な技術をもっていても、仲間やお客様とのつながりを大切にしていかないと業務が成り立たないですし、次の仕事にも繋がらないです。
コミュニケーションや交流を大切にしてほしいと思うし、自分自身も今後も大切にしていきたいと思います。
コミュニケーションを日頃から大切にされているのが、伝わってきます。これまで仕事で辛いことはありましたか?
辛いことは沢山ありました。
それによって心身を壊してしまったり、自身の不器用さに嫌気がさしたことも多々ありました。
どうやってそれを乗り越えることができたかを思い返してみると、努力と根性で乗り切っていることもありますが、自分の信頼する『人』に支えられていることが多いです。
困難からの回避や岐路に立った際の最終的な決断は自分で行うものですが、そこにたどり着くにはやっぱり『人』からの思いやりやアドバイスをもらったり、知識や考え方を知ることが必要で、それを得て乗り越えた先に、糧ができるんじゃないかって思っています。
歳を重ねると同時にそういう大事な糧を蓄えていくことで、多様な困難を乗り越えられる力が付くのかもしれないですね。
なんだか偉そうなこと言ってますが、私もまだまだ小さい人間です(笑)
続いて、リーダーとしてのポリシーはありますか?
私にはポリシーなんて言う大それたものは持ち合わせていません。
でもあえて言うなら、説得力のある人の助けになれるリーダーになっていきたいです。
そのためには色々な人ととの関わりを大事にして、人との会話の中から色々な考え方を知り、尊重して広い視野をもって理解を示すことが大切だと思っています。
そして、それができる人が私の抱く理想のリーダー像です。
今後の目標、やりたいことを教えてください!
現在、プレイヤーとして業務させてもらっていますが、人と接して仕事をするのが好きなのでグループマネージャーや統括チームリーダーの方々の営業、人員調整、採用等のお手伝いをさせていただいたり、自分のナレッジや経験を若い人たちに引き継いで、役立ててもらえるような仕事で貢献できたらいいと思っています。
あと、現場にいる人もテレワークしてる人もちょっと足を運びたくなるような会社を考えて、もっと良い意味で『遊び』のある明るい組織つくりのお手伝いができたら嬉しいです。
休日の過ごし方・リフレッシュの方法を教えてください。
体を動かすことが大好きで、週末はテニスを楽しむことが多いですね。今では会社のテニス部に所属させてもらったり、案件のお客様と一緒にテニスをさせてもらったりもしています。最近では少しずつ大会にも出場するなど精力的に頑張っています。
あとはダーツやフットサルなども好きでやっています。
インドアでは、NETFLIXやテレビゲーム、アコースティックギターを楽しむことが多いですね。最近では、ある芸術家の影響で切り絵アートにも挑戦し始めています。
さいごに
中途で入社されたエンジニアのAさんに、仕事やプライベートの話について聞きましたが、いかがでしたか?
この記事を通し、少しでもデジタルフォルンの雰囲気や社員の様子が伝わっていれば嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!