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桜の写真を撮っていて欲しくなったレンズとは?
今年は天候に恵まれ、桜の写真を撮る回数が例年より多かった。
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カメラ機材については、軽装で行くときはX100VやGRIIIxで撮ったが、主力は今年もX-T4だった。かなり重くてかさばるカメラだが、手ブレ補正の優秀さと、ボタンやダイヤルの多さからくる操作性の良さは使っていて安心感がある。
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X-T4に組み合わせるレンズは、ほとんどがXF16-55mmF2.8だった。
花の写真の場合、中望遠マクロのXF60画F2.4Macroも画角や撮影倍率から使い勝手がいい。ただ私は、桜の花の写真を撮る時には、広角から望遠まで、いろいろな画角で撮りたいと思う方なので、勢いズームレンズ必須になる。
XF16-55酮F2.8は、買ってから約8ケ月経つが、クリアで収差の少ない画が撮れるレンズだ。F2.8の明るさは汎用性が高いし、意外に寄れるので、簡易マクロ的にも使える。
一方で、焦点距離については、特に望遠側で「もう少し伸びたらいいのに」と思う場面はあった。35mmフルサイズ換算で24-83mm相当なので、フルサイズの24-70mmF2.8の標準ズームに比べれば望遠側が伸びているが、少し距離がある桜の花を大きく撮る時は不足する感じがした。
私は、XF16-55mmF2.8を買うときにXF16-80mmF4下取りに出した。このレンズが残っていればもう少しましだったが、それでも120mm相当では足りないかもしれない。
いっそ、XF18-135mmF3.5-5.6みたいな高倍率ズームレンズがあればいいのかもしれない。
普段は、XF16-55酬F2.8を使っておいて、もう一本単焦点レンズを持ち運ぶ。気軽に撮リたいときに、XF18-135mmF3.5-5.6だけを持ち出す。こんな使い方も便利かもしれないと思い始めた。
このレンズ、新品なら約10万円だが、状態のいい中古も6万円程度で出回っている。個人的には「中古でもいいかな?」と思っている。