LIFEBOOK UH Keyboardレビュー(1)開封、外観編
発表から注文、到着まで
クラウドファンディングから製品化された「富士通のノートパソコンLIFEBOOK UHシリーズのキーボードだけ製品」の「LIFEBOOK UH Keyboard」。使い道があるかどうかは別として、面白そうな製品だったので「支援」という形で購入したのが2021年の7月。
ようやく製品の出荷が始まったものの、
との事だったので、何となく「生産規模は小さいだろう」と思い。私が注文した分の出荷まで1ヶ月以上はかかるだろうと思っていた。
ところが、昨日の夜メールで「出荷しました」のお知らせが届いた。富士通の生産能力を見誤っていたのと、私の頼んだシルバーは注文数が少なかったこともあるかもしれない。
【開封】高級感あるパッケージ
届いたので、早速開封の儀。
今どきの製品なのでパッケージに凝っているのは予想していたが。15,000円程度の値段以上に高級感があった。
同梱されているのは、本体とUSB A-Cのケーブルと説明書が2枚。説明書の1枚は、Bluetoothの接続方法だけ書かれていて、それ以外の説明についてはPDFのアドレスを載せている。
もう一枚の紙は、感染対策のアルコールを使うときの注意点について書かれている。世相を反映している。
【外観】軽さに驚く
本体を手に持って驚かされるのが、薄さと重さだ。
最厚部は10.9mmでこれでも薄いが、手前の部分は5mmほどの厚みしかない。一般的な外付けキーボードの半分以下の厚みしかない。パームレストがなくても机に手首を置いてキーボードを打てる。
重さは350g。製品を目で見てから実際に手に取ってみると、違和感を覚えるくらい軽い。この製品の軽量化へのこだわりは、クラウドファンディングのサイトでも強調されているが、材質と構造を突き詰めた成果だろう。
この薄さと軽さから「持ち運べる高級キーボード」の活用範囲が大きく広がる。
キーピッチは19mmあり、デスクトップパソコンのキーボードと同じ感覚で打てる。ファンクションキーの列が狭くなっているのは仕方ないが、Deleteキーが小さいのは少し残念。
キーボード以外の操作部は、モニター側にあるが、通常の使用時は文字が反対になるように印刷されている。
引き起こすと「FUJITSU」の文字を含めて正しい方向で表示される。
電源が入ると小さなランプが点灯する。半透明の穴が2面に空いていて、上か後から確認できるようになっている。
Bluetoothで繋いだ場合のランプも同じ構造になっている。明るさはそれほど強くないが、キーのバックライトもある。
操作性等は次回に
この記事は、今回のLIFEBOOK UH Keyboardで打ち込んでみた。
打鍵感は、さすがに開発陣こだわりのポイントだけあって、大きさ・サイズを考えると高レベルだが、不満な面も出てきた。次回は、それも含めて、このような製品をどう使うのかについても書いてみた。