「劇場版3D あたしンち 情熱のちょ〜超能力♪母 大暴走!」 マインドフルネスの教え!
監督:高橋渉/2010/日本
あらすじ
いつも通り朝に目覚めるお母さん。今朝はなんだか調子が良く、お通じもよい!買い物に行くとお会計が3,333円であることに感動するお母さん!
家に帰る途中で雷に打たれて第六感が芽生えてしまう。超能力に気づいたお母さんは家事に活かしていたが、世のため人のために活かしたいと思うのであった。しかし家族に外では使うなと言われたお母さんは変装グッズ買い、エスパーママンとして活動を始める!
エスパーママンの活動に力を入れ過ぎてしまい、家族との時間を無下にしてしまい心が乱れてしまう。するとお母さんは超能力をコントロールできなくなりマンションを倒壊させてしまう。タチバナ家は一致団結し、お母さんの超能力で再びマンションを立て直すのであった!
マインドフルネスの教え!
私はみかんの親友しみちゃんのセリフが大好きだ。
みかん「もし超能力が使えたらどうする?」
しみちゃん「私は何もしない。考えただけでものが動かせるってことは、自分の心がコントロールできないととんでもない事になっちゃうよ」
しみちゃんはおそらく瞑想をしているのではないかと思うw
瞑想とは自分の心を客観視したり、呼吸に集中することでありのままの自分を観察し、嫌なところも好きなところも受け入れる行いである。
瞑想や念は目を瞑って座禅を組む事以外にも方法はあり、日常生活を客観的に捉え、家族や友人の存在に感謝してみたり、お会計が3,333円であることに喜びを感じてみたり、普段気にもしない事にあえて着目することで、心を穏やかにすることもできる。
お母さんはみかんとの喧嘩で心が乱れてしまうが、家族の存在に感謝することで穏やかになり、また超能力が安定する。
まさに「あたしんち」シリーズで描かれている内容はマインドフルネス的思考と言えると思う。
私は「あたしんち」の大ファンでTVアニメシリーズを何回も見返すが、いつも心を穏やかにしてくれる。その要因はマインドフルネスにあったんだと、この映画を見て気がついた。