〔1日目〕産後3ヶ月からのダイエット


出産。霜降り牝牛、爆誕。

お風呂場の全身鏡でまじまじ自分の裸体を見ると、まるで霜降り牝牛のようだと思った。

腰回りにはでっぷりと脂がついて、横をむくとお尻から太ももにかけてセルライトの凸凹が浮き出ている。背中や肩周りは日々の抱っこでバキバキに張り、二の腕は筋肉と脂肪とのコラボレーションでたくましさを増している。乳は垂れて張っており、いかにも産後のカラダという感じだ。

だが、これは尊い変化でもある。
娘を産んでから、正直ダイエットなんてどうでもよかった。おっぱいは赤ちゃんのためのものになったし、細いウエストも腕も我が子をしっかり抱くために不要となったのだから。
母親の本能とは不思議なもので全神経が、小さな、小さな、娘を守り育てるためだけに向けられていた。

産後3ヶ月目の変化。

ところが産後3ヶ月を過ぎた頃、育児に余裕がでてきた。そこで久々に体重計にのってみると、体重は妊娠前から5キロ増で体脂肪は30%を超えていたのだ。

しばらく体重計の数字を唖然と眺めていた。そこで眠っていた「女」の神経回路がピピピと開通した。

出産は全治3ヶ月の大事故というし、産後3ヶ月というのは節目のときなのかもしれない。

このままの体型では一生ファッションを楽しめないのではないか。それに、このままでは永遠に夫の前で裸になるなんてできないと思った。

こうして一大発起し、牝牛から女に戻るべく、ダイエットに臨むことにしたのである。

10/1のダイエット記録
●体重54.9kg 体脂肪31.0%
●運動
  ・朝の抱っこヒモ散歩 30min
  ・お風呂でミストサウナ 1H
  ・ベビーカー散歩 1.5H
●反省
料理するのは面倒だ。
今日は断食しようと思っていたのに、夕方お腹が空いてポテチをたべてしまった。
ポテチをかじる私を娘はくもりなき眼で見ていた。明日はちゃんと栄養のある食事を作ろう。

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