〔5日目〕土手は24H営業の最高のジム
今日も元気に土手ランウェイ
PM3:50。土手沿いからこんにちは。
今日も晴天の空の下、大型商業施設のある駅まで1Hかけてベビーカーを押す私です。
ZARAで買ったカメレオンのような緑のパンツにシアートップス、シルバーアクセをじゃらじゃらつけてベビーカーを押す私は、さぞ浮いていたのだろう。
先程、通り過ぎた自転車のお兄さんは「なんかすげぇの居るな」という顔で私を眺めながら走り去っていった。
だけど仕方がない。
私にとって、土手はランウェイなのだから。
行きはよいよい、帰りは怖い
PM5:00。
目的地の大型商業施設に着くと、書店に寄ってバブリーたまみ先生の『LOVE自分子育て 〜自分と夫を嫌いにならない思考術〜』を購入した。
レジに並んでいると、娘が「ぎぇーん、ぎぇーん」と泣きだしたので、左手で抱っこして揺らしながら右手でベビーカーを押した。
そんな様子を見ていた若い店員の男性が、すかさずベビーカーで入りやすい位置にあるレジを開けてくれて優しさが染みた。
幸いにもその後は眠ってくれたので、いそいそと商業施設を出て、大通りを抜け、土手の一本道までたどり着いた。だが、まだ家まで1.5㎞くらいあるところで娘が再び、起きてしまった。
あたりがすっかり真っ暗になっていてびっくりしたのか、不安げに「フェ〜ン」と泣くので、ベビーカーを止めて娘を抱き上げた。
すると泣き止み、ぎゅっと肩につかまり、座りたての首でキョロキョロしていた。
片手抱っこでもモデルウォーク
PM7:00。
この可愛い、可愛い赤子を再びベビーカーに置くことはできない。
ヨッと抱き直して左手で抱えると、グッと下腹に力を入れた。右手でベビーカーを握り、再び土手を歩きはじめる。
途中でジョギングをするおじさんが、私たちを追い抜いていった。その背中を見ながら、
「絶対、運動強度、私の方が上だな」とひとりごちる。
なんせ片手に6キロのダンベルを抱えながら、もう一方の手で約10キロのベビーカーを押して歩いているのだから。
なんてハードでエキサイティングなエクササイズなのだろう!
この絶好のチャンスを脂肪燃焼に活用しない手はない。その後も抱っこの腕を変えながら、丹田に力を入れて気合いでモデルウォークした。
さすがに疲れて、家も目前のところで歩みをとめると、両手で娘を空高く抱き上げた。「高い高い〜」が好きな娘が、星空をバックにうれしそうに目を細める。
その瞬間、疲れが一気に飛んでいく。つられて私も声を出して笑った。
娘よ、今日もママのダイエットに付き合ってくれてありがとう。明日もたくさん、笑って過ごそうね。
10/5のダイエット記録
●体重53.5kg 体脂肪31.4%
●運動
・ベビーカーウォーキング4H
・子乗せ腹筋 年齢の数ほど
●反省
夜の土手は真っ暗だ。う○こを踏んだら大変なので夕暮れまでに帰ろう。