炭水化物で太るのは嘘!?炭水化物(糖質)がダイエットに必要な理由
ダイエットの敵というイメージが強い【炭水化物】ですが
炭水化物を食べる=太るのというのは間違っています。
炭水化物そのものは太る食べ物ではありません。
もちろん必要量を超えて食べてしまうと脂肪として身体に蓄積されていきます。
それでも炭水化物がダイエットの敵というイメージが強いと思いますので
炭水化物=太るではない理由と
ダイエットや健康維持のために炭水化物をどう摂取していくべきかお話してきます!
そもそも炭水化物とは?
人間の身体に必要な三大栄養素(炭水化物・タンパク質・脂質)のうちの一つで
ブドウ糖や果糖などから構成されるものを総称して【炭水化物】といいます。
炭水化物は主にエネルギーの元となる栄養素と言われています。
炭水化物の主な役割
身体のエネルギー源を各臓器に送り出す役割があります。
それは脳や筋肉、臓器など身体中の動きに関わってきます。
炭水化物が不足すると身体にどう影響するか?
この各臓器のエネルギーの元となっている炭水化物が不足した場合、
身体のあらゆる箇所に影響を及ぼしていきます。
例えば筋肉です。
筋肉を動かすエネルギーが不足してしまうため身体を動かすことが大変になります。
日常生活は問題なく過ごせたとしても高強度のトレーニングは比較的行いにくくなります。
ダイエットでいざ筋肉をつけようとトレーニングをしたとしても
十分な負荷をかけること事ができないため筋力アップには繋がりにくくなります。
次に脳の働きにも影響を及ぼします。
脳のエネルギーはほとんどが炭水化物で賄われていると言われています。
そのため、エネルギー不足によって集中力が落ちてしまいます。
集中してトレーニングを行えなかったり
イライラして暴飲暴食してしまう可能性も考えられます。
筋肉や脳に悪影響を及ぼすだけではなく、最も危険とされていることは
エネルギー不足で筋肉の分解が進んでしまうことです!
エネルギー源としての炭水化物が不足すると
身体は他の栄養素をエネルギーとして使うようになります。
その時使われるのが脂肪とタンパク質(筋肉)です。
脂肪のみが使われれば都合がいいのですが
同時にタンパク質(筋肉)も使われてしまいます。
筋肉をつけようとトレーニングを重ねても
しっかり炭水化物でエネルギー補給をしないと筋肉の分解が進み
逆に筋肉量が減ってしまいます。
結論
筋肉量を減らさずにダイエットをしたい人は炭水化物をしっかり摂っても良い。
ではどのように炭水化物を摂っていけばいいのか最後にお伝えします!
ダイエットしている方が炭水化物を摂取する時に気をつける事
エネルギーの摂り過ぎで体脂肪として身体に蓄積されてしまうのは
【摂取したエネルギーが消費されない時】です。
そのため、消費的ない量の炭水化物の摂取は控えましょう。
①寝る前の炭水化物は摂取量に注意する
朝食や昼食で炭水化物を摂取したとしても日常の活動で消費されやすいですが
夜遅くの炭水化物摂取は消費できない事も多いと思いますので摂取量には注意が必要です。
②トレーニング後は夜遅い時間でも炭水化物を摂る
注意していただきたいのはトレーニング後の食事についてです。
夜遅くにトレーニングされている方もいらっしゃると思います。
夜遅くのトレーニング後だから炭水化物を摂らないというのは誤りです。
先程伝えたようにエネルギー不足が続くと筋力増強どころか筋肉の分解が進んでしまいます。
トレーニング後などの食事は筋肉の修復に栄養が使われるため
むしろ脂肪になりにくいと言われています。
③トレーニング後はなるべく吸収が早い炭水化物を摂る
トレーニング後、30分〜1時間を目安に
消化・吸収の早い炭水化物を摂ることで筋分解を防ぐと言われています。
そのため、なるべく早く吸収される炭水化物を摂取しましょう。
具体的には、バナナ・オレンジ・リンゴなどです。
結論
*朝食や昼食など普段の食事から炭水化物をしっかり摂る
*夜遅くの炭水化物の摂りすぎには注意する
*トレーニング後は消化・吸収の早いタンパク質をなるべく早く食べる
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