パーソナルトレーニングを受けたい人、ぜひ【判断基準】にしてほしい。”トレーニング指導者として大切なこと”。

こんにちは。Dice Trainingです。
岩手県でトレーニング指導を生業にしてます。
アメリカ留学中にNSCA CSCSを取得。
留学中のインターンシップも含めると、
トレーニング指導に携わって20年以上になります。

ここ最近の、フィットネスブーム、
そして、感染症の影響で
まだ、しばらくは
パーソナルトレーニングの需要
というものは継続するのかな
と予測しています。

ただし、パーソナルトレーニングは、
・どうしても価格帯が高くなる
・ほとんどが2ヶ月間の継続プログラム
・閉ざされた空間で2人きりのトレーニング
などの特性
があるので、
パーソナル専門ジム選び、
もっといえば、
パーソナルトレーナー選びは
慎重になるのが当然
です。

多くのジムは1日体験プログラムを準備しています。
ぜひ、活用してほしい。
そして、
”どんなパーソナルトレーナーなのか”
を判断して欲しい。

主な判断基準は、
・保有資格(知識の証明)
・指導経験(得意分野の傾向)
・話し方/指導方法(コミュニケーション能力)

などです。

ここに+αで加えて欲しいのが、
「トレーナー自身が実践しているかどうか」
です。

留学中のトレーニングコーチから言われた言葉。

「自分ができないことは、
 絶対に指導してはいけない」

留学中にあるトレーニングコーチから言われた言葉です。
その人の哲学とも言えるのかなと。
今でも、この言葉は鮮明に覚えています。
そして、指導をするとき常に意識しています。

言葉の意味通りです。
自分が実践していることは、
経験値・体感値として伝えることができます。

そこに真実味が出てくる。
実際に正しい動作等を
デモンストレーションすると、
そこに信頼性が出てくる。

指導する内容、
伝える言葉に
説得力が加味される。
相手の信用度が、
全然、変わってきます。

英語の名言で好きなものをもう一つ。

「あなたが知っていることは、
 あなたが見ていること」

何かの曲のタイトルに
なっていたものだったと記憶しています。
(曖昧ですいません。。。。)

実際に見てきたことが、
知っていること(知識)となる。

これも、めちゃめちゃ納得しました。
留学することで、
海外のスポーツ文化に触れることができた。
今となっては、少し昔のこと、
古いことになってしまいましたが、
それでも、”日本の今”とは全然違う。

いろいろなことを”みる”ことで、
いろいろなことを”知る”ことができる。

知ることができると、
それだけ、他者に伝えることができる。

今風に言うなら、
”インプットを常にしている”
と言うことになると思います。

日本の名将が残した言葉も印象的。

以前に、何かのテレビ番組で見た、
日本海軍連合艦隊司令長官、
山本五十六の言葉も
すごく印象に残っています。

日独伊三国軍事同盟の締結と
日米開戦には最後まで反対の姿勢を貫く。
しかし、大東亜戦争が始まると、
戦争初期に於いて、
日本軍を有利に導いて
英雄視された人物です。
その言葉が、

「やってみせ
 言って聞かせて
 させて見せ
 ほめてやらねば
 人は動かじ  
 話し合い
 耳を傾け
 承認し
 任せてやらねば
 人は育たず  
 やっている姿を
 感謝で見守って
 信頼せねば
 人は実らず」

一番最初にきている言葉が、
「やってみせ」。

まず、自分が実践することで、
部下に指導する。
”自分ができないなら、
指導することすらできない。”

と言うふうに解釈しています。

自分ができないなら、
やっぱり説得力が出ないよなぁ・・・

それ以降の文章も、
部下育成の話だと思いますが、
パーソナルトレーナーとして、
お客様を指導することにも通じると感じます。

まとめ。

と言うことで、
パーソナルトレーナーを選ぶ基準の一つとして、
「その人自身が、実践しているかどうか」
を挙げます。

普段から、生活習慣に気をつけている人は、
スタイルを維持しています。
それぞれの特性で
スタイルはちょっと変わってきますが、
確実に体型を維持していると思います。

例:
●パワーリフティング/ボディビルダー系
●ボディメイク系
●ダイエット系
●アスリート系

スタイルは様々ですが、
その身体を維持するために、
日々のトレーニングはもちろん、
食事面も必ず何かは実践してます。
じゃないと、その身体を維持できませんからね。
特に年齢が上の人で、
その体型を維持されているのは、
絶対、何かしらの努力をされている方です。
そこは信用できる部分です。

また、普段から自分自身もトレーニングしている人は、
正しい動作をデモンストレーションしてきます。
・柔軟性
(絶対、人並みには柔らかいです。)
・使用重量
(体格、年齢、性別によりますが、
一般の方よりは高重量を扱うと思います。)
・動作コントロール
(動作中の姿勢/バランスがとても綺麗です。)

普段からインプットしている人は、
回答も明確です。
いろいろなトレーニングアプローチがあります。
でも、そこには理論がある。
根拠をきちんと明示する。
そのメリット・デメリットをきちんと伝える。
その上で、ベストな選択を提示してくれる。
そういう人は、信用できるトレーナーかなと思います。

理論と実践を兼ね備える人。
トレーナーはかくあるべきです。

たまに、自分では特にデモをしないで、
ただ指導している人もいます。
ちょっと体型が崩れている人も、
たまに見受けられれます。。。。
指導実績とかがすごくても、
これはちょっとな・・・・
と個人的には思います。
トレーニング指導は実技が含まれます。
”実践するところを見せてなんぼ”

と言う考え方です。

今回の記事を参考にしてもらい、
体験等を通じて、
いいトレーナーかどうかを選別してください。
パーソナルトレーニングを受けるなら、
そこで損はしてほしくないですからね。


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