君との未来を勝手に想像してた

ずっと一緒にいようね
絶対結婚しようね

こんな約束をして毎日を過ごしていく。こんなことをしてたなって思い出した人も、馬鹿だなぁと思った人もいると思う
「絶対」とか「未来」の話をするのは楽しい
2人で歩んでいくと思うこれからの事を沢山想像して、考えて話すことは明るい未来を思わせるとても楽しい時間だろう

こんなことを一緒に考えていたはずなのに、いつの間にか片方が未来のことを考えることが嫌になって考えなくなってしまう
あんなにも誓い合っていた2人がゆっくりゆっくりとすれ違っていく

どうしてそんなことになるのだろう
2人での約束は嘘だったのだろうか

きっとそんなことはない
誓い合ったあの瞬間は、きっと本物で誰にも奪われない大切でかけがえのないものなんだ
けれど、そんな未来のことはどれだけ思っていても変わってしまうんだろう

変わってしまう未来について話し合ったり考えたりするよりも、明日や来週の近い未来について2人で考えよう
その考えを積み重ねていくと、振り返った時に今まで考えてた「未来」にいるんだろう

未来について考えていたボクはこれからは明日について考えていく

その考えの後に、今まで思っていた未来があるはずだから