見出し画像

【トロフィーハンターの日常】TGS2024に行ってきた!

今年も9月26日~9月29日に幕張メッセで開催された東京ゲームショウ(以下、TGS)に参加してきました。あとでお話ししますが、今回は遊びメインで参加したためかなり気合が入ったスケジュールを組んでおり、記事を書いている10/2現在でもまだ身体が痛いです。年齢のせいとかは言わないで。
TGS2024については、別な記事(有料)で詳しい立ち回りや必勝法を紹介しようと考えていますので、来年参加する予定の方で興味があれば購入してみてください。こちらの記事では試遊した作品についてや今年のTGSの良かった点・悪かった点をお伝えしていきます。


9/28(一般日1日目)

この時間帯の人は恒例の看板には目もくれず、みんな走り去ります。

僕が参加したのは一般日の1日目である9/28のみ。この1日に全てをかける気で臨みました。ちなみに、僕+友人4名の計5名での参加です。
計画としては、電車始発で会場集合→開場と同時に『モンスターハンターワイルズ』の整理券を確保→SIEブースにて『アストロボット』の整理券確保→『龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii』に並ぶか整理券確保、その後は自由という感じ。僕はゲームメディアで働く前から何回もTGSに行っていますが、始発で行くのは3回目くらいです。昔は8時集合くらいでも試遊には困らなかったんですよね。ただ、今年はモンハンがやばそうと予想していたのとビジネスデイでも整理券が瞬殺とのことで始発集合が固まったわけです。補足ですが、我々は「サポーターズクラブチケット(サポチケ)」を所持しているので一般の人たちより30分早く入場可能。それでもサポチケの中での争奪戦がおこなわれるので、早めに並ぶに越したことはないのです。

予想

そうは言っても100%上手くいかないのがTGS。その点も計算に入れていて、僕の予想ではモンハンは確保できる(というかする)として、アストロからは怪しくなってくるだろうと。モンハンの試遊はSIEブースでもできるので、そっちに散ってカプコン側のモンハンのライバルは少なくなりそうですが、SIE側であぶれたり仮に整理券が確保できたとしても、その人たちがSIEブースで他の作品の整理券を取りにいく可能性もあります。そこまで整理券が確保できたとしても、最近の「龍が如く」はファンも増加し整理券も一瞬で無くなることが多いため、龍の方は望み薄と言ったところでしょうか。

結果

結果は画像の通り。僕らはちょっとしたトラブルで整列が若干遅れ、前に1000人は居る状態でしたがモンハンはなんとか午前中の試遊を確保。次に向かったアストロはすぐに配布が終わっていたようでした。ノベルティはリアル巨大ガチャを回してTシャツが貰えるというのも関係していたのでしょう。とはいえ、アストロに人が吸われていったことでモンハンの整理券が取れたのだと思います。龍が如くは意外や意外、モンハンより試遊開始が早い結果に。まぁサポチケ組はモンハン目当てでしょうからね。整理券制だったのですぐ次の行動ができるのは良かったです。
ここまで開場から10分程度だったと思います。本当に文字通り「瞬殺」でした。オソロシヤ。

試遊レポート

ここからは実際に遊んだ2作品についての感想をお伝えしていきます。どちらもシリーズ全作品を遊んでいるほど好きです。僕はゲーム上級者だと思うので、プレイ感や思考などはライトゲーマーとは異なる可能性もあるので留意ください。

『モンスターハンターワイルズ』

画面直撮りでこのような感じ。

『モンスターハンターワイルズ』は2025年2月28日(金)発売予定のハンティングアクションゲーム。TGS2024の試遊ではシングルならストーリーを追うことができ、マルチなら他のハンター達と4人でドシャグマ討伐ができます。僕らは友人4人とマルチを選択。整理券の時間を合わせたりみんなで並び申告することで身内でのマルチプレイが可能です。
試遊に使われたハードはPS5。今作はPS5を基準に制作しているなんて話もある"らしい"です。SIEブースで遊べるということは…そうなのかもしれませんね。PS5 Proが発売されるということで、通常のPS5できちんと動くの?とかわざわざ買い替えの必要ある?PCや他ハードがいいのでは?など疑問質問や不安があると思いますので、まずはそこの感想を。モンハンガチ勢のyoutuberの方も言っていましたが、試遊では30fpsくらいしか出ていなかったようなので設定としては『MHW』『MHWI』でいうところの画質優先かバランスどちらかになっていると感じました。さらに言うなら、カプコンとしては多少はヌルヌルに見せたいし画質の良さも主張したい(ライトユーザーやゲームに詳しくない人でもわかる)はずなので、間をとった「バランス」になっていると予想します。
先ほどの結論を言いますと、「通常のPS5でも十分楽しく遊べる」です。画質や動きともにPS5版『MHWI』からブラッシュアップされPS5に最適化しているので、PS5版『MHWI』より若干上くらい。PS5の作品(独占含め)を数多く遊んでいる僕であってもプレイしていて普通に綺麗と感じましたし、動きにもストレスは感じませんでした。細かいところを見ていくとキリがないでしょうけど、ゲームってそんなもんです。僕は仲間と狩りがしたいだけなので、過度の文句は言いません。そこには神ゲーが確かにありましたのでご安心を。お金に余裕があればProに買い換えるのも手ですが、PS5でも大幅に体験が変わるということはないはずです。すでに所持している方々は今のPS5を大事にしてあげてください。初めてPS5を買うという方でも、自分の状況に合わせて通常かProを選択して構いません。

へんじがない。 ただの しかばね のようだ。

プレイ時の話ですが、身内4人でもマルチでしたがボイチャは使用できず。以前は野良マルチでもボイチャできたので連携がとれないのは痛かったです。メンバー(カッコ内は試遊時の使用武器)について補足しておくと、僕はモンハン経験者でガチ勢(太刀+ライトボウガン)、2人目も経験者(ハンマー+???)、3人目も経験者(チャージアックス+笛)で、4人目は初心者(確か片手剣+???)です。まぁ4人目もゲーマーではあるのでモンハン"は"初心者なだけで、プレイヤースキルは決して低くないです。
試遊時間はまさかの30分!正直そこまで遊べるとは思っていなかったのでお姉さんの説明でテンションMAXです(笑)テンションが上がりすぎて、すぐにどう動こうか考えていたのでそれ以外の事前説明はほぼ聞いていません(ごめんなさい)。僕らはメンバー的にドシャグマは100%討伐できるので他に出現する強力なモンスター「レ・ダウ」討伐を先に予定していましたが、「あくまでドシャグマ討伐なので先にドシャグマを倒してから好きなことをしてください」と念押しされてしまいました。そういう人が多いんでしょうね。それか僕らがガチ勢集団に見えたか。
とはいえ僕らの最終目標がレ・ダウなのは変わらず。僕は時間を節約するために武器変更以外はなにも確認せずドシャグマへ向かいます。実はシビレ罠がアイテムボックスに入っているというワナがあったようです…罠だけに
大タル爆弾を温存したりモーションを確かめながら戦った結果ドシャグマ討伐には13分程度かかってしまいましたが、それでも早めなのだそう。そこからレ・ダウまでの道のりが遠い+セクレトでの移動の勝手がわからず(ピン刺しなど忘れてました)大幅にタイムロス。弱ってそうなモーションをしていたのですが足を引きずるところまでもいかず、あえなく時間切れとなりました。せめて尻尾だけでもと思って切りかかりましたが意外と硬いっていうね。初心者の友人が1回やられたくらいで経験者組は危なげないプレイでした。時間さえあればという所でしたね。レ・ダウを倒せそうな雰囲気が出てきたときにはスタッフの方などが数人集まってきたので緊張しました。何はともあれボイチャが無いにも関わらず連携が取れたのは流石と言えるでしょう。友人の皆様、製品版でもよろしくお願いします。
武器の使用感、UI、モンスターについてなどもう少し詳しく知りたい方はX(旧Twitter)にて不定期でおこなっているスペースにてお話ししますので遊びに来てくださいね。
※写真が少ないのはガチでプレイしていて撮る暇がなかったからです。撮りたいのはレ・ダウの死体の写真だったんじゃー!

『龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii』

『龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii』は2025年2月28日(金)に発売予定のアクションアドベンチャー。奇しくも先ほど紹介したモンハンワイルズと発売日が丸被りしてしまいました。3日…いや、2日…1日でもいいのでずらしていただけないでしょうか。本当に困っています
気を取り直して試遊の内容に入りましょう。今回の試遊ではハワイ本土を歩き回り様々なプレイスポットが楽しめるほか、エンカウントする敵とのバトルやストーリーも若干楽しめます。ストーリーについてはいずれ配信されるであろう体験版で確認できますし、僕はコントローラーを握ってゲームが楽しみたかったのでプレイスポットとバトルに絞りました。

バトルについては操作感はいつもの「龍が如く」アクションといった感じで、シリーズ経験者であればスムーズに遊べるはず。どの作品寄りかといえば、やはり『7外伝』ですね。同作品の桐生の新スタイル「エージェント」にあたるのが今作の真島の「パイレーツ」です。いつものスタイルとストーリーに関わる新スタイルを使い分けつつのバトルは外伝作品の十八番になっていくかもしれませんね。亜門が出るとしたらおそらくパイレーツスタイルが重要になってくると思うので、製品版をプレイする際は序盤から慣れていったほうが良いと僕は思います。今作から追加された「ジャンプ」ですが、回避や移動手段の想定にはなっていないようでその場でのジャンプする感じでした。ボタン連打で出るコンボでジャンプ攻撃が挟まるのは問題ないですけど、自らの意思でジャンプするとその場ジャンプのため硬直して隙になってしまう場合がありそう。使い勝手がどうこうと言うよりかはバトルをより派手に見せる要素という印象を受けました。まぁぴょんぴょんゲーにはならなくてよかったとは思いますが。

プレイスポットはドラゴンカート、クレイジーデリバリー、カラオケを体験。ドラゴンカートは以前あったものですがハワイでは初めて。広大なハワイのマップを爆走できるのは気持ちよかったです。様々なロケーションでのレースが楽しめるのでこのマップに合ったプレイスポットだと思いました。
クレイジーデリバリーは新コースが追加され、よりクレイジーに。高難易度は若干難しくなっている気がします。カラオケはもちろん新曲が追加されています。全ての楽曲が確認できたわけではないので、どのキャラクターが歌うのか今から楽しみです。

肝心なストーリーですが、今作の制作総指揮を務める横山昌義氏がインタビューで次回作(龍が如く9)に直結はしないと言っていました。8外伝は8で描けなかった残りの部分になるらしいです。となると、もう桐生には触れない形なのでしょうか?8からはかなり時間が経過しておりなにかしら区切りはついているはずなので、8のエンディングからもう少し突っ込んだ話が見たいなと思ってしまいます。同インタビューでも桐生の余命はあまり意識してはいないという発言もありました。今回はあくまで真島の作品なので…ということなのでしょうか。「龍が如く」シリーズファンの1人としては、そこがひっかかったままだと真島だろうが外伝だろうが全然入ってこないんですよね。核廃棄物と同様にきちんと後始末をしてほしいところです。

TGS2024のよかった点・悪かった点。そのほか気になったところなど。

暑さ対策

今年は暑さ対策がしっかりしており、かなり涼しく入場時は寒いくらい冷房が効いていました。ここまで涼しかったのは初めてです。毎年、最初の30分くらいは涼しいのですがそこを過ぎると地獄のような暑さになっていました。しかしTGS2024では涼しさが持続していて過ごしやすかったです。

チケットの価格

ここは前回に引き続きですが、チケットの値上がりが止まりません。去年は一般にあたる1日入場券が2300円、サポチケが4000円でしたが、今年は1日入場券が3000円、サポチケが6000円になっていました。2日間行く人も少なくないのでもう少し価格を抑えるか付加価値があればといったところですね。アーティストのライブや舞台などと比べたら安いですけど、数年前と比較すると倍になっているのは痛いです。

サポチケのメリット

先ほどのチケットの価格に関連して、やはりサポチケのメリットのなさが気になりました。整理券確保で混雑しそうなモンハンがあっても昔あったサポチケ専用レーンがなかったのでこのシステムの復活は2度とないとみていいでしょう。そうすると、メリットが30分早く入場できるだけになってしまいます。このメリットもサポチケの販売数次第では受けられる恩恵が変わってきます。販売数が少なければその効果は感じやすいですが、多ければ結局サポチケを持っている人たちでの整理券争奪戦が激化してしまうので目当てのものが試遊できない人が増えてしまいます。せっかく高いチケットを買ったのに。年々サポチケ勢の気合も入っていることもあり、今年は7時過ぎでも1000人くらいは並んでいる状態でした。価格を上げても販売数は減らしてないどころか増やしている説もありそう。

整理券

整理券に関しては色々言いたいことがありますが、まずは集合時間の問題。これはどうにかしてほしいということではなく、現状報告みたいな感じです。

全部遊びたかった

サポチケ始発勢ともなるとその気になればかなりの整理券が取れます。ですが集合時間や試遊開始の時間を自由に選べるわけではないので時間被りが発生してしまいます。整理券を貰うまで何時かわからないため調整が難しく、午後にしようとゆっくり並んだとしても配布自体が終了してしまうリスクもあります。任意で時間が選択できるようになると、僕のように計画的かつ効率的に1人でたくさん遊ぼうとする奴が出てくる可能性が高いのでそうもできないでしょうし。
これ以上改善は無理そうですけど、しいて言えば遊べる時間の記載はあってもいいかなと。15分遊べるか30分遊べるかプレイ時間が把握できるだけでもだいぶ立ち回りが変わってきます。次の集合までの時間が微妙なラインの時は特に必要な情報で、これでギリギリ間に合うとかもあるので。

次は整理券の配布方法ですね。ブースによってロープなどできちんと区切って整列させるところもあれば、スタッフが立って配布するだけでのところもあり、後者では全方位から人が殺到し混乱していました。非常に危ないです。場所の関係上限界はあれど、そのあたりは公平になるよう対処願いたいですね。

TGSを終えて

いつ撮ったか記憶にない写真

今回はリサーチもしっかりできたし頼れる仲間もいたので比較的負担は少なかったように思います。ただ、同行者も増えたので連絡もしっかり取らないといけないし楽しんでもらえるよう常に色々考えたりで精神的には疲れました。1日しか参加しなかった分詰め込みすぎたのも原因でしょう。常になにかをしている状態だったので身体的にも楽というわけではなかったです。次回はメリハリをつけた行動を心がけます。意外と余裕がなかったのか今年はかなり写真少なめでしたが配布物はほとんどゲットできたので良しとしましょう。

ここまでTGS2024に参加した感想をお伝えしてきました。もう少し突っ込んだ話やこれがあると便利などお役立ち情報や攻略法は後日更新予定の有料記事で紹介します。ライバルが増えるので本当は教えたくないですけど…かなり有益な情報だと思います。TGSを完全攻略したい方必見の内容となっていますので興味があればチェックしてみてください。
最後に、参加された皆様、運営に携わった全ての方、お疲れ様でした。最高の4日間をありがとう!また来年も素晴らしいイベントになることを願っています!



いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集