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「大人になってから読む絵本」クリスマス企画 ゲストブログ #2 M.S.さん
Hara のチームメイト『M.S.』さんにゲストとして書いていただきました!
大人になってから読む絵本は奥が深く人生やキャリアライフへのヒントがいっぱい。今回は優しくロマンティックなストーリー♡をお楽しみください。
「私の船長さん」 M.B.ゴフスタイン著
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ストーリー
ユーモラスで、想像力に富んだ、木製の小さな人形―彼女は語りはじめる。「私のいる棚の下の窓わくに、一艘の漁船がいかりを下ろしている、そこからは潮の香りがただよってくる…」彼女は思う、その船の船長が、いつか自分に会いに上がってくるのではないかと。彼女のここちよい生活に欠けているただひとつのもの―ロマンスと一緒に。彼女は思う、大好きな犬や貝のコレクション、こだわって選んだ調度品、おいしそうなせっこう細工の食べものたちは、船長と共有することで、いっそう、その価値が高まるのだと。この作品でゴフスタインは、ミニチュアの世界の静かで、あたたかな物語をごくシンプルな線で描き出す。そして詩人の谷川俊太郎が、簡潔で洗練された日本語訳を添えて、その世界の魅力を私たちのこころに届けてくれる。
ユーモラスで、想像力に富んだ木製の小さな人形…彼女が窓わくの上のミニチュアの漁船に乗っていると夢想している船長との幻のロマンスを語る姿を、淡々とした絵と簡潔で洗練された訳文でおくる。
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ガラス越しのハート 空想のロマンス
私のPoint of View
シンプルな線は色がなくてもなぜか温かみを感じ、モノトーンの中で想像の優しいお話が静かに始まります。
幼いころから空想が好きな私と重なるところもあり、ほんのひと時の広がる空想の世界が穏やかな気持ちになり、私の中でモノトーンから淡い色に変わっていく感覚がありました。
お人形の恋から船長さんの航海の無事を願いながら待ち続ける時も、日常の暮らしを大切にしながら会った時の会話も素敵で大切なことだと・・・・
私の暮らしの中での何気ない会話こそとても大切で笑顔の会話でありたいと思いました。
与えられるものだけにしあわせを求めるものでもなく、
他とくらべるものでもない
「しあわせ」を決めるのが私自身でありたいと思いました。
Wish All of You HAPPY CHRISTMAS 💕