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人を育てるのにやっちゃいけない4つのこと&4630万円ニキの更生はこれからの地方社会にとっての朗報だ 9月7日 How to Develop People 人の成長と組織

おはようございます。

このNOTEは、読むだけで世の中の課題を #ドラッカー #365の金言  を使って、解決できる、そんな知力を鍛える教育エンタメNOTEです。

人事について、ドラッカー365の中でも、たとえば、4月14〜21日の部分だったり、その他にも記していると思います。


 昨日のテキストでも「腐った強い者ほど、組織を腐らせる者はいない」と暗に組織を腐らせる主原因である経営者自身や経営者一族、幹部に対して厳しい問いを掲げています。

 一方で、3日前のテキストで、人材開発には、誰もが成果を上げる5つの能力(時間 、貢献、強み、集中、意思決定の5つの能力)を習慣化しよう、というポジティブな話でしたね。

 でね、最近見た中で、立派だなぁ、と感じたことは、“4360万円誤送金ニキ“こと田口くんの更生に投資し、協力しているYouTuberのヒカル氏であり、彼を雇用しリモート教育を施している鶏肉とブロッコリーの会社「QBT」さんです。

 8月1日に保釈後、田口さんはツイッターを開設。地道に、毎日実践している教育の進捗状況だったり、日々の生活について呟いています。

 田口さんは、今後IT事業を担当される予定とのことで、8月1日より1ヶ月間、実務を担うレベルに至るよう日々ITスキルのアップに真面目に取り組んでいる様子がうかがえます。

 この田口さんを見ていると、どんな人であれ、更生してやっていこう、と思っている人に、チャレンジできる環境が与えられれば成長することができるんじゃないのかな?とポジティブな未来を感じます。お人好しでしょうかね?

 人生はさまざまな困難に遭遇するわけですが、不幸や不運が重なった状況にある若者でも、必要なスキルが身につけられる適切な教育環境を与えられば更生できるという希望を与えてくれているように感じています。

 もちろん、ITという業務が田口さんの良さや強みを引き出すような業務であることが望ましいわけですが、彼がこのまま真面目に学び、必要なスキルを身につけて、ビジネスパーソンとして一本立ちできたら、こんな素晴らしいことはないと思います。楽観的すぎるかも知れませんが、地方に埋もれた若い才能が輝ける職場がもっと増えたら良いんじゃないか、と思っています。

 それじゃ、今日もやっていきましょう。
こちらのマガジンもよろしくです。


#9月7日  
#How_to_Develop_People
#人の成長と組織

 本日のテキストは、人材育成において、何を行なうべきではないのか、4つの戒め、みたいな話が今日の内容。1985年刊 『 #非営利組織の経営 』 パートⅣ 第1章 人事と組織 人を育てる 164〜168ページより


#組織は人を変える



 組織は人を変える。否応なしに変える。成長させたり、逆にいじけさせたりする。
 人を育てることについて、われわれは何を知っているか。かなりのことを知っている。とくに、何を行なうべきでないかについてよく知っている。行うべきでないことのほうが、行うべきことよりもわかりやすい。
 第一に、不得意なことで何かを行なわせてはならない。礼儀、態度、スキル、知識は学ぶことができる。だが個性を変えることはできない。第二に、近視眼的に育ててはならない。身につけさせるべきスキルはある。だが人を育てるということは、それ以上のことである。キャリアと人生にかかわることである。仕事は人生の目標に合わせなければならない。第三に、エリート扱いしてはならない。重要なことは実力であって見込みではない。要求は厳しくしなければならない。
 人材の育成にあたっては、強みに焦点を合わせなければならない。そのうえで要求を厳しくしなければならない。そして、時間をかけて丁寧に評価しなければならない。向かい合って、約束はこうだった、この一年どうだったか、何をうまくやれたか、と聞かなければならない。

(『非営利組織の経営』)


ACTION POINT
強みに焦点を合わせ、要求を厳しくし、定期的に評価してください。

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