11月21日 Federal Decentralization: Strengths 分権制の強み
今日の #ドラッカー365の金言 テキストは、『 #マネジメント -課題・責任・実践』46章 成果中心の設計:連邦分権制と擬似分権制 1974年版 下巻 323〜329ページより
今日のテーマは、分権制。中央集権組織の弊害を学んだGMが行なった管理方法が「分権制」。
ドラッカーは、一定の規模を超えたら、分権して、組織を分割し、自主的運営させる小規模組織にせよ。そして、その小規模組織に若手をリーダーとして任命して、成果と全体への貢献に責任を持たせよう。そうすることで、人材育成につながると記しています。
仕事の報酬は仕事だ、とソニーでは語られていたという。
やる気に満ちた若手にリーダーを運営を任せることで、若手の成長につながることを知っていたんでしょう。もちろん失敗もするでしょうが、それも経験。実地から学ぶことで成長できるものです。今でも、そうして若手を育てている組織は少なくないのではないでしょうか。
少子化によって、若手が採用できない、という組織がますます増える中、お金では買えない経験を積むことができる、若手の踏み台に自社がなる、ということも1つの売りポイントになるのかもしれません。
分権制によって、組織はいくつかの自立的な部門に分割できる。それらの部門は、それぞれが成果と全体への貢献に責任をもつ。それぞれが独自のマネジメントをもつ。
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