時代を超える組織づくりのために〜人生100年時代の到来と高齢役員の処遇。 9月22日 Overage Executives 高齢の役員
#9月22日 金曜日のお昼となりました。今週も後一踏ん張りです。今週も様々ニュースがありましたね。仕事も変化があったことと思います。
今日の #ドラッカー365の金言
テーマは、
要するに、高齢役員は問題が起こった時には手を貸せないから、役員から外れるべき、という意見です。
#問題が起こったとき手を貸せないのであれば意思決定に関与してはならない 。
平均寿命が80歳を超えているのは、世界でわが国だけではありません。WHOによれば、198の国と地域のうち、平均寿命が80歳を超えているのは31にも上りますし、70歳を超えているのは121にも上ります。
すなわち、高齢者を対象とする市場は、市場としてすでに世界中に存在するわけで、彼らの心情や考え方に共感できる高齢者を顧問として採用して、高齢者市場への製品・サービス開発は必要かと思いますが、組織の意思決定に関与するポジションに処遇するのはどうか?ということです。
ただでさえ、高齢者は、何事を行うにも時間がかかり、現役世代のスピードについてこれません。その分、物事を俯瞰し、「今」、というよりも、過去から連なる時間で語るため、高所・大所からの助言ができる、といわれていますが、実際のところは、個人差が大きいでしょう。高齢者でなくとも、未来思考で考えられる若年層も少なくないですし、高齢者の方が短気な人が多い、という声も少なくありません。
組織としては、組織の礎を築いたOBを讃えるイベントとして、MLBが行っているような「オールドタイマーズDAY」といったイベントを年に数回の催しを用意することでしょう。
製造業なら、過去のヒット製品を生み出した開発・営業の人と当時の顧客を招いて懇親会を催すことで、古き良き時代を振り返りながら、現役世代の人たちとの「絆」が生まれるような、イベントがあってもいいんじゃないかと思います。
日本社会に限らず、世界中どこでも良しにつけ悪しきにつけ、「ムラ」社会です。スポーツ選手がスポーツ選手同士で話がまとまるように、エンジニアはエンジニア同士で、営業は営業同士で、経理は経理で話が弾むものです。
組織OBと現役世代との「絆」や協力関係を作ったり、現役世代の従業員に企業へのロイヤリティを高める効果があります。
今日の #ドラッカー テキスト本文は以下のとおり↓
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では、午後からもやっていきましょう。そして、よい週末を!
ごきげんよう!