ひろせ だいすけ

音楽学・音楽評論・大学教員(クラシック音楽)。 将棋:アマ二段 Musikwissenschaftler, Kommentator.

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初めての投稿・ご挨拶に代えて:オペラ対訳×分析ハンドブックの「対訳」のはなし

まずはご挨拶 みなさま、こんにちは。ひろせです。 初めての note の投稿、お読みいただきありがとうございます。 ツイッターに垂れ流している日々の雑記以上に書くことなどなく、ひとさまからお金をもらって書くこともあるのかどうかわかりませんが、ご挨拶代わりに、いま私がちまちまと取り組んでいる、わりと大きなプロジェクト、「オペラ対訳×分析ハンドブック」のおはなしを書いておこうと思いました。同じ文章をツイッターにもあげてますが、そこはまあご寛恕ください。こちらのほうは、あとから

    • マーラー『大地の歌』昔語り

      2014年5月、東京交響楽団で聴いたマーラー『大地の歌』があまりに素晴らしかったので、おもわず昔語りをしたくなってしまいましたw。 初めて聴いたのは大学生のとき。新日本フィル。指揮は朝比奈隆でした。指揮者が棒を振り下ろしたのに、きっかけを掴み損ねたのか、冒頭のホルンの斉奏が入れず、それに続く指揮者の(会場に鳴り響く)激しい足踏みで、ようやく気を取り直して音楽が進みはじめたという、なかなかに強烈な出会いでしたw。 でも、なんという馥郁とした香りを持った、気高い音楽なんだろう。

      • ラーメン・エッセイの試み(正式タイトル未定)

        序章:味噌ラーメンとともに育った青春の日々突然ですが、ラーメン・エッセイはじめます。音楽の話はちょっとお休み(もともとしてませんがw。 タイトルは、ふさわしいものが思いついたら差し替えますが、とりあえずは暫定版です。 東京・池袋の名店「はせ川」 かつて、東京・池袋に、ラーメン「はせ川」という名店がありました。 東京・池袋駅東口、昔は三越池袋店だった建物の南側に面した通りの角に、その店はひっそりとたたずんでいました。正確には「はせ川 らぁめん」。ずっと「はせ川」とだけ呼ん

        • リヒャルト・シュトラウス:上演機会の少ないオペラ4作を雑に紹介

          今日はリヒャルト・シュトラウスの誕生日(1864年6月11日生)なので、全15作のうち、多くのひとが聴いたことがないであろう、上演機会の少ないオペラ4作を雑に紹介(後からちょいちょい書き足す予定)。春に上演された『平和の日』は知名度高いと見做して除外しますw。これらの対訳×分析ハンドブックは、どう逆立ちしても採算が合わないので出せないでしょう(涙 『グントラム』(初演:1894年・日本未上演) シュトラウスが(助けを得つつ)自分でリブレットを書いてます。タンホイザーとパル

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        初めての投稿・ご挨拶に代えて:オペラ対訳×分析ハンドブックの「対訳」のはなし

          こんなお仕事がしたいです

          某音楽雑誌の休刊で、今後は私も実働時間にして3〜5日分の余裕ができそうです(涙。もちろんやるべきことは山ほどありますけど。ツイッターにはときどき書き散らしているのですが、こんな仕事をしてみたい、という希望は、やっぱり可視化しておいたほうが夢が叶いやすいかなとおもいまして。 ということで、はじめはとりあえず2つだけですが、その都度書き足したり、書き換えたりするスペースとして使いたいと思います。私の知ってる編集者さんも、知らない編集者さんも、皆さんがここを覗いてくれて、本当に夢が

          こんなお仕事がしたいです