ブッダ 覚者の偉大なる功績
こんにちは、トミボーディです
さて今回題しました「ブッダ 覚者の偉大なる功績」
私は仏教の開祖のブッダを「生命史上最高の功績者」だと思っているのですが、今回はその事についてブログを書いていきます
なぜブッダが生命史上最高の偉大な功績者かといいますとずばり、「生命の壁を超越」しちゃったからですね
何を超越したかといいますと人によっては「死」だと言われる場合もあります
ですが、不老不死の生命もいるわけですからそれだけではないのです
ブッダは生きることは苦しみだと仰っています
この苦しみというのが輪廻してる、この事から自由になるのがブッダの悟りです
つまりこれが「生命の壁を超越」したという事になります
ですが、一方でこの「苦しみ」が生命の原動力になっているんです
生物が進化するとき、遺伝子のバグで突然変異するケースもありますが、決定的な進化には苦しみという原動力が次なる変化を後押しするのです
生命誕生はいまから38億年前だと言われております
最初は単細胞生物、いわゆる古細菌から真核生物、多細胞生物とどんどん多様性を持っていきます
そして今から4億年前に節足動物が海から陸上に上がってきました
この時に先程話した「苦しみが原動力になる」現象がおきたんですね
海にいる魚、これはサメだと言われとるんですが、なんらかの条件で浅瀬に打ち上げられた時の話になります
サメは苦しくてジタバタします
なんせ陸上は海とまるで環境が違いますからね
重力は海中の6倍の6G、酸素濃度は0.7%から21%まであがります
太陽の輝きは100倍もあるそうです
酸素過多状態でしかも身体が重い
そして血圧も30から60〜90まで上昇するんです
普通なら死ぬんですが、そこはサメさん
自前の生命力で長時間耐えるんです
そこでサメさんはジタバタのたうちまわる間に、陸上に適応してしまうんですね
頭の先端に近い位置にあるエラが体内にめり込んで
「肺、心臓、顔の顎」などに変化しみるみるうちに
「両生類」に進化したんです
ど根性ガエルも驚きです
数十時間なのか数日なのか数ヶ月なのかはわかりまんが1世代で進化してしまったんです
イメージとしては「シンゴジラ」の序盤の都内に上陸した初期型のゴジラです
この時エラを中にしまいきれなかった生物が今日のサンショウウオだと言われています
ウーパールーパーとかですね
有名な話ですが、このウーパールーパーを3か月間水槽内の水を少しずつ抜いていく実験がされたらしいんですが、3か月後、トカゲに進化していたんですね笑
つまりもがき苦しむことが進化の原動力になっているんです
しかしブッダはこれを否定しているんですね
いや、いつまで苦しみ続けるんですか?と
これは生命倫理観からするとブッダは異常者かも知れません
しかしブッダは苦しみ続ける必要を微塵も感じていない、これ以上の輪廻を望まないという立場なんです
恐らくサメの話をブッダは知りませんが苦しみ続けることは愚かであると生命倫理を否定したんですね
日本人もなにか苦しみの中から這い上がるのが美徳みたいなところありますが、ブッダの思想ではそれは世俗的で輪廻していることに変わりはないんです
ですから「手離す」「離れる」という言葉が仏教では説かれるんですね
何を手離すのか、何から離れるのか
それは「執着」ですね
サメの話でも結局、苦しんでるのは環境があまりにも違うからという「身体的要因」もあるんですが、「生きたい」という生命としての本能が進化を促しているんですね
この「生きたい」という執着が苦しみの元だとブッダは説いて、この苦しみには「終わり」があるんだと言っています
「四聖諦」です
「苦・集・滅・道」
苦しみがある
苦しみの原因がある
苦しみの終わりがある
苦しみを終わらす道がある
これは仏教の根幹であり、一番大事な教えだと言われてるんですね
ブッダが気づいたのはまさにこの「四聖諦」でした
この事に気づき「苦しみ(輪廻)」を終わらした生命は40億年の生命の歴史の中で初めて到達した境地、それが悟りなんですね
40億年の歳月をかけてやっと気づいた、生命の壁を超越したというのは大変な功績なんです
しかもいまから2500年前ですからね
40億年の時間から考えたらつい最近です
ホモ・サピエンスという種が20万年前に登場してからと考えても凄い時間をかけて人類の一部の人達はこの境地に達しているということです
阿羅漢と言われる人達や禅の大悟した老師禅師様方ですね
ですからブッダというのは一宗教の開祖というだけの存在と言い切れない、まさに全生命にとって救いであり可能性でありいつかは辿り着かねばならない境地であると言ってもいいかなとおもいます
仏教はなかなか難解でとっつきにくいイメージがありますが、言ってることは単純明快なんです
「苦集滅道」という四聖諦、これをしっかり忘れないで生きて下さいというのが仏教であり、ブッダの願いだと思っていただきたい
今回はこれにて終わりといたしましょう
生きとし生ける全ての生命が安楽で安穏で幸福でありますように
(2020年9月の記事から