体のサインを待つ必要はない
こんにちは。
せのび山どんぐりです。
私はありがたいことに、母親が丈夫な体に産んでくれたおかげで大きな病気なく28歳まで生きてきました。
ただ休職前、初めてこの体の強さを恨みました。
ストレスが体に出るという話をよく聞きます。
頭痛や胃の痛み、眠れない、食欲不振、倒れる人もいると聞きます。
決して体が弱い人がなりやすく、強い人がならないという意味ではありませんが、私は仕事を休むことになった前日に初めてひどい頭痛に襲われましたが、それまでは気持ちの落ち込み以外の変化はありませんでした。
部署内に自分より忙しい人がたくさんいたり、仕事柄絶対的な〆切に追われたりして、「しんどい」とか、「やりたくない」を口に出すことはできませんでした。
「こんなに食べられたら、眠れたら明日も仕事をしないといけない」
いっそ体に症状が現れてほしい。
そうすれば私は仕事をしなくていい。
症状が現れてくれることが唯一その場所から逃げられる方法だと思っていたのです。
でも、それは絶対に間違ってました。
心のSOSを体が必ずしも発してくれるとは限りません。
それを待ってしまうと逃げ遅れてしまいます。
体に症状が現れたときはすなわち限界を超えたということです。
限界を超えてしまうと、元の自分に戻るのにたくさんの時間がかかります。
もっと早めに避難しておけばすぐに修復できたものができなくなってしまうのです。
私は今、“なぜ会社に行きたくないのか”という理由が分かりません。
“なんとなく”行きたくなくなっています。
これも避難が遅れた証拠の一つだそうです。
「〇〇が嫌だから行きたくない」ということであれば、その〇〇が改善できた時点で気持ちを切り替えられます。
「なんとなく行きたくない」となると、どこをどう変えれば良くなるのか、それを見出すのに時間がかかるそうです。
会社に行きたくない、仕事したくない。
こう訴えて「明日から休んでいいよ」と言ってくれる会社ばかりではないかもしれません。
ですが、心の声は自分にしか聞こえません。
悲しい声、苦しい声が聞こえたら休みましょう。
休む理由はそれで十分です。
自分の仕事は自分にしかできない、
自分の代わりはいないなんてことはありません。(初めて言われた時はショックでしたが)
勇気がいりますが、自分のためです。
ではまた。
追伸
母へ
丈夫に生んでくれたこと、今は純度100%で感謝してるよ!(読んでないけど)
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