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知らぬ間にオーストラリアで投資家になっていた話。



おはようございます♡

今日は日曜日。
いつもより少し遅めの6時半に起床しました^^


今日は雨が一日降りそうで
お部屋の窓からジャカランダの花に水が滴るのを眺めています。


雨の日ってショパンを聴きたくなるのは私だけでしょうか?
朝はいつも軽快なジャズを聴いて気分を盛り上げることが多いのですが
雨の日はなんだか心もしっとりしちゃうんですよね。



そんな時は無理にテンションは上げずに
ショパンの繊細でマイナーな旋律を聴いて感傷に浸るのが好き。笑



雨が降っていても今日も美しいな、ジャカランダの花たちよ。






そんなこんなで私、気づいたら投資家になっていました!

え?!笑



そうなんです、実は私、オーストラリアの企業に投資しているのです。
とはいえども、それに気づいたのはつい最近の事。


😳「投資しているのに自覚ないって意味がわかりません…」





ですよね!笑

話を整理してみましょう。




オーストラリアの20歳以上の労働者全員が投資家?!


オーストラリアでは20歳以上の働く世代が全員強制的に加入する
スーパーアニュエーションという投資制度があります。

こちらは平たく言ってしまえば私的年金です。
ですが

  1. オーストラリアの経済をオーストラリアの国民が強制的に
    投資をすることで経済を回していく

  2. それにより得た利益で老後の資金を運用していく


と言ったところがオーストラリアの年金制度の面白いところです。
まさに三方よしなビジネスですよね。


オーストラリアの年金システム

オーストラリアは、1908 年に公的年金が創設され、早くから社会保障制度が整備され、 全て税財源により賄われ保険料の負担はありません。給付水準は、単身で平均賃金の 27.7% と、必要最低限に抑えられています。また、所得や資産が一定額以上の場合には、給付額 が減額または支給停止されます。

三菱 UFJ 年金情報 2019 年 5 月号 Mitsubishi UFJ Pension Reportより出典


オーストラリアにも公的年金はあるようですが
もらえる額は最低限に抑えられているという事です。


環境は日本と近いのでしょうか?

日本も将来年金がいくらもらえるのか、そもそもいただけるのか、、



ただやはりオーストラリアの制度、賢いな!と思わせられるのは
保険料の負担が国民の実質負担ではないというところでしょうか。

日本ではお金持ちには平等にする目的で減額ということがあっても
支給停止とまではならないでしょう。




私的年金スーパーアニュエーションとは


スーパーアニュエーションとは
20歳以上(条件を満たせば18歳から加入可能)の労働者に対し
雇用主側が給料の10.5%を上乗せしてくれるというシステム!!


やはり…
国民自らのマイポケットから出すお金じゃない…🥺♡



雇用主側としては大変なのだろうけど働き手としては本当に嬉しいシステム!

頑張って働いたお金はそのままに、年金は雇用主側が
勝手に上乗せしてくれて勝手に投資してくれる、、♪


そんな夢のような投資話、ありますかね?笑



もちろん投資額、下落している時もある…


まあ悲しいっちゃ悲しいですけど
そこまで落ち込んでもないです。

日を改めて見ればまた増えていますし、そもそも知らなかったお金の運用資金だしσ(^_^;)えへへ


使えるお金の中に入ってしまってたら、きっと気付かずに使ってしまっていただろうお金に運用利息がついて

いい感じに膨れ上がっていく額を見てるとなんか幸せ感じますよね笑

いずれ投資を始めてみたいと思っていたので
いい勉強というか練習になっている気がします。


私の使っているスーパーは?

私はAustralian Superというスーパーファンドを使用しています。


他を使用したことがないので比較などはできず申し訳ないのですが
使い勝手は良いです。

評判も悪くなさそうですし、ネット上で簡単に開設できます。

会社も大きいので手数料などの厄介な費用を抑えることができます。
さらにAustralian superの株主に配当金を支払わないということで
私たちへの利益がそのまま利益になってくれるということです。

長期投資に向いているということで
これからオーストラリアに永住するという方には必ず利益が上がるように
なっているのも売りの一つだそうです。
年金ファンド自体がハイリターンですぐ回収できるものではないと思うので
この点についてはどのファンドを選んでも
ワーホリや短期滞在の外国人労働者には必ず利益が出るものという
保証は出来なさそうです。
※ですが、マイナスになることはまず滅多にないと思います。ローリスクローリターンだからこそ年金のような長期投資に向いている、といったところでしょうか。



積立NISAと比較すると手数料はちょこちょこ取られてる


まず維持費に週$1取られるスーパーですが(ファンドによって異なります)
NISAは基本的に無料です。

さらに投資時にかかる手数料で0.09-0.59%の投資手数料がかかります。

そのため、スーパーファンドは加入したら一生そのファンドに積み立てるというよりは常に他社のファンドを見て、乗り換えることができるそうです。

Australian SuperにおいてはExit fee(乗り換え料)は負担額なし(2023年11月現在)とのことでした。


ご参考までに。
楽天が最近改悪してしまったそうで、SBIがトップに躍り出てますが
使いやすさやシンプルさでは未だ楽天証券が良いでしょうか?

どちらにせよ、SBIと楽天の手数料の安さに他の証券会社が追いつくのが
大変という記事を最近よく目にします。


スーパーアニュエーション、今風に言うならば


iDeCoかなと思っています。
iDeCoは任意加入だったり、異なる点もありますが
私的年金で一定額を積み立てながら運用していく点、
さらに65歳にならないとお金を受け取ることができない点はよく似ています。

ワーホリや日本帰国予定の方は申請でお金の引き落としが可能だそうです。


オーストラリアの制度から学ぶべきこと


私はオーストラリアで生きていくうちにお金に関してとてもシビアな考え方になりました。

日本で生きていた時は

  1. 毎月の働き方が大幅に変わることもなく

  2. 保険が安定していて病気になっても病院に行きやすく

  3. 家賃の変動も早めに知ることができたり、

  4. ビザの為にかかるお金を気にすることもなく

  5. 交通なども会社負担

本当に日本の社会保険の制度、雇用の制度、年金制度さえもしっかりしています。


オーストラリアでは

  1. カジュアルという勤務形態では明日来なくていいよが通じる(もちろんクビも)

  2. 病気をしてしまったら一発でファイナンシャル☆クライシス
    (GPにいく→検査する→スペシャリストを紹介される→予約取れないので仕事休む必要がある→検査費10万とか言われる…オペしたらいくら?!)

  3. いきなり家賃3万の値上げとかある

  4. 常にビザの状況が変わるので調べる必要とそれに伴う費用

  5. 交通費、1セントも出ません…


ちょっとランチにと思っても3000円くらい
簡単になくなってしまいます(´ー`)


なんとなくで生きて、
なんとなくでお金使っていたら自由にはなれない。


だけどやりくり次第で大きく稼げるのもまたオーストラリアなのです。


今日本でも積立NISAやiDeCoなど私的年金への投資をする人が
増えてきましたよね。


こういった積立を日本では自分のポケットマネーから捻出しなければならないのが大変なところですが、国がもう、

年金に期待しないでください。

老後に備えて国が投資措置の場を作りましたので、ご自身で加入してください



といっているようなものです。

NISAは外資系にも投資できるのがいいところですよね!
日本に投資して日本の経済を回す事に貢献もできれば
海外投資して運用リターンを増やしたり
(ごめんなさいそんなに知識はないので拙い文章、お許しください、、)


そういう自由な投資が日本の最大のメリットでしょうか?^^




まとめ


今日はオーストラリアの私的年金制度、スーパーアニュエーションについての記事をまとめてみました。

外国人の私たちであっても同じ年金制度を受けさせていただけるということは
非常にありがたいです。

なので当初の私のように、なんか勝手に投資家になってた〜
というのではなく笑
理解しながらこの制度を利用していきたいですよね^^


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では今日もお仕事の方もそうでない方も
一日が幸せなものになりますように⭐️


では気をつけて、いってらっしゃい〜♡



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