徳川家のルーツ漂う、岡崎を歩く〜愛知旅②〜
地方の1都市である岡崎市、でも、その街を歩いてみると過去の賑わいが伝わってきて、とても感動しました。
この前の3連休の愛知旅。竹島水族館を訪れた後は、岡崎市に向かいました。
現在放送中の大河ドラマ「どうする家康」の舞台の1つと知られる岡崎市は、徳川家康が生まれた場所としても有名です。
徳川家のルーツである松平家が、戦国時代を通してこの岡崎を本拠地として活動していたこともあり、松平家、徳川家の痕跡が市内の各地に残っていることでも知られています。
個人的に、岡崎市を訪れるのは初めてだったため。どんな痕跡が見られるのか?ワクワクしながら、岡崎市の街中を歩き回ってみました。
1. 岡崎を象徴する 岡崎城
岡崎に到着して、まず訪れたのは、岡崎城でした。
戦国時代は松平家の本拠地として知られ、交通の要衝としても栄えた場所です。
歌川広重の「東海道五十三次」で、矢矧之橋(やはぎのはし)にも登場するお城ですね。
お城自体は1959年(昭和34年)に復元されたものですが、周辺の街並みは、昔の街道の雰囲気感じるものでした。
3連休かつ大河ドラマの影響もあり、訪れる人も多くて非常に賑わってましたね。(私もその1人ですが笑)
2. 松平家の守護神を祀る 伊賀八幡宮
岡崎城の横を流れる伊賀川。
この伊賀川に沿って30分ほど歩いた先に、伊賀八幡宮という神社がありました。
非常に静かな住宅街の中にある神社ですが、廟の整備も行き届いており、非常に由緒正しさを伝える神社です。
戦国時代に入るころに創建されて以来、松平家の守護神とされている神社とのこと。社内には七五三で訪れる家族も多くみられ、地元の方からも馴染み深い場所のようでした。
時期が良ければ、神社前に広がる蓮の花がひらいて、非常に綺麗な景色がみられるそうです。その時期にまた来たいと思える神社でした。
3. 徳川家と深くつながる 大樹寺
伊賀八幡宮からまた20分程度歩いた先に、松平家・徳川家の菩提寺となっている大樹寺がある。
非常に大きな門構えで大きな威厳を感じさせるお寺だ。
このお寺には、松平家当主および徳川将軍家の位牌が安置されていることで有名なお寺です。
しかも、その位牌は将軍の身長に合わせて作られています。初代徳川家康から14代徳川家茂までの身長の差を比較することが可能です。
以上、岡崎市を歩きながら松平家、徳川家ゆかりの地をみてき増田。
現在は地方の1都市と言わざるを得ない岡崎市だが、街中の史跡の量と整備の度合いをみると、この街の伝統を強く感じましたね。
今度は、旧東海道に沿って昔の痕跡探しをしていきたいと思いました。
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