【かわいそう...】子供の時は人気者、成長したら不人気な魚たち
子供のときは可愛かったのに〜〜
皆さんも言われたことがあるかもしれない。
人間以外の生き物でも、子供の時は可愛いけど、成長するほど可愛くなくなる生き物は多い。
特に魚の世界は顕著なんだよね。。。
ダイビングをするダイバーの間では、アイドル的な人気を誇る魚の子供(幼魚)がいる。そんな幼魚たちだが、成長すると全く見向きもされないのだ。
なぜなら、全く可愛くなくなるから笑
幼魚の時はダイバーから大きな注目を集め、カメラを構えたダイバーたちが寄ってくる。
でも、、、、その幼魚が成長するとダイバーたちは興味を示さないし、成長した姿が可愛くなくなることも知らないかもしれない。
今回は幼魚の時はアイドル的な人気を誇るのに、成長すると見向きもされない、かわいそうな魚達を紹介する。
1. カンムリベラ
まず紹介したいのは、カンムリベラだ。
水深10〜20mの岩礁やサンゴ礁に生息し、暖かい海に生息する。黒潮にのって伊豆半島でも見られる魚だ。
幼魚の頃は、白い体と背中にある2つのオレンジと黒の斑点があり、非常に綺麗な色彩をしている魚だ。
カンムリベラの幼魚は観賞魚としても高い人気がある。
これが、幼魚の頃の姿だ。
それでは、成長したカンムリベラを見てみよう。
おおぅ。。。。。これは可愛くない笑
白かった体も黒くなり、トレードマークのオレンジと黒の斑点も無くなる。体も大きくなり、大きいもので体長は1mにも達するという。
比べてみると、「どうしてこうなった?」と聞きたくなるような姿だ。
(こんな調子で、あと2匹紹介します!!)
2. ツユベラ
次に紹介するのが、ツユベラだ。
ツユベラも水深10〜20mの岩礁やサンゴ礁に生息している魚で、関東以南に生息している。
幼魚の頃のツユベラは、オレンジ色に近い体色をしていて、背中には黒縁のある白い斑点を持つ。
ツユベラの幼魚もダイバーからは人気が高い魚で、観賞魚としても高い人気を誇る魚だ。
それでは、成長したツユベラを見てみよう。
うん、、、、、、可愛くないな笑
ツユベラは大人になると25cm程度まで成長、赤から青まで混じったなんとも言えない体色となる。
う〜〜〜〜ん、残念!
3. タテジマキンチャクダイ
そして最後の紹介するのは、タテジマキンチャクダイだ。
タテジマキンチャクダイも上の2匹と同様に、南の海の魚だが、黒潮に乗って関東でも観察することができる魚だ。
幼魚の頃のタテジマキンチャクダイは、紺色の体に白い同心円状の模様が入った魚だ。その見た目から「ウズマキ」とも呼ばれる。
それでは、例によって成長した大人のタテジマキンチャクダイを見てみよう。
はい!!可愛くない笑
黄色と青色の縞模様がなんとなく不気味だよね〜〜
ってか、同じ魚なの!?って驚く変化だ。
今回は幼魚では人気なのに、大人になると見向きもされない魚たちを紹介した。カンムリベラ、ツユベラ、タテジマキンチャクダイと見てきた通り、幼魚と大人では全く見た目が異なる。
なんだか、成長の悲哀を感じてしまう魚たちだ笑