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安寧日記|10/20〜10/23

10/20(Sun.)
調子が悪く、文字が滑るばかりで本が読めない。
うつ状態での読書あるあるだ。

食欲は異様に増し、おやつにカップラーメン(糖質オフ)と納豆を食べる。
それだけじゃ物足りなくて黒胡椒と唐辛子を山盛りかける。
辛さを除けば内容は謎にヘルシーだけど、時間と食べ方がヘルシーじゃない。 

10/21(Mon.)
この前買ったシャープのホットクックで、豚大根をつくる。
無水調理だからか、大根本来の旨みや苦みが閉じ込められてて、おいしく作れた。
レシピの味つけは、もしかしたら濃いめかも、と調味料を大さじ1/2ずつ減らしたけど、レシピ通りで大丈夫そう。

ホットクックは調理中、「おいしくつくりますね♪」とか「火を通してますよー」とか「残りあと10秒です!」などと喋るから、キッチンが賑やかになった。

どこかで聞き覚えのある声だなと思ったら、うちの洗濯機がそういえばシャープだった。
洗濯機もクックポッドに負けず劣らずおしゃべりである。
同時に使ったら、おしゃべり合戦になりそうだ。

10/22(Tue.)
今日は少し本を読めるようになって嬉しい。
そんな私を応援するかのようなタイミングでふるさと納税が届く。

Atsushi Hataeのクッキー

夫と両親に4枚お裾分けして、残りは全部私がいただきます。
やや厚めのクッキーは、食感が良くバターの風味も濃厚で一枚の満足度が高め。
糖分で元気出していこう!

10/23(Wed.)
夏日&南風で、朝から頭が痛く薬を飲む。
おうち映画しようと思って選んだのがこちら。

「それでも夜は明ける」(2013)


なぜ気分が落ち込み気味のときに、暗い作品を選んでしまうのか…。
おもしろい!とはとても言えない内容だし、目を逸らしたくなる描写ばかりの約2時間なのだが、やはり観て、哀しい事実を知れて良かった。

出てくる役者さんたちが皆、演技が上手で、胸に刺さるものがあった。
アカデミー賞作品賞、助演女優賞を取っただけのことはある名作。
主演のキウェテル・イジョフォーも主演男優賞を取ってもいいのではというレベルだった。(ノミネートはされている)

なんて酷いことを…!と思うけれど、人種差別は当たり前という時代に生きていたら、おかしいと思ってはいても、きっと私は積極的に反対の声を上げられなかったと思う。

差別によって安心していたいという気持ちは、自分の中のどこかに必ずある。
そういった自分の弱さ、狡さを認識しながら、今も残るさまざまな差別が、決して他人事ではないのだと心に留めておきたい。

✳︎
あとやはり邦題で損をしている感じがするので、内容に忠実なタイトルにしてほしかったなと思う。(語学力ないくせに文句だけ言う)

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