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バイリンガル利休百首(No.7)

Rikyu's Hundred Verses

笑いと遊び心大好き、ミラクル・シンクロいっぱいのGreenteaです。

今回は、お茶のお話ですので、茶名宗理で登場いたします。

よろしくお願いいたします。

「利休百首」とは、千利休が和歌の形を借りて、茶道の精神、点前作法の心得などを、初心の人にもわかりやすく、記憶しやすいよう、三十一文字にまとめて、百首集めたものをいうのである。ーバイリンガル利休百首-より

7 点前には強みばかりを思ふなよ 強きは弱く軽く重かれ 

Do not think that a temae is solely to be conducted with strength.

Show a weak touch with the strong and a heavy touch with the strong and a heavy touch with the light.

 軽い物を持つときは重々しく、重い物を持つときは軽やかにを心得、お道具を扱うことが、美しい所作に欠かせません。

ものを扱う時に、それと反対のことをイメージし扱うことは、単にお道具を大切に使うというにとどまらず、一瞬一瞬に集中することになります。

そして、今ここに、お道具と私の対話の世界に広がることでしょう。

想像してみてください。

軽いものを、重いものとしてイメージし、丁寧に、大切に取り扱うことは、自分をも大切にしている瞬間に違いありません。

反対に、重いものを、軽いものとしてイメージし、さも軽く持ち上げていると、手は重くても、心は軽く、達成感を味わえます。

余談ですが、私は重い、お米や水のケースを持つ時は、

 煉獄さん(鬼滅の刃)をイメージします。

以前、強いゴリラと煉獄さんの両方をイメージし、実験をしました。

その結果、ゴリラでは、あまり効き目がなかったのですが、煉獄さんに登場いただけると、難なく運ぶことができました。

それ以降、買い物など重い荷物の時は、必ず煉獄さんを呼ぶことにしています。

 どうぞおためしください。

最後までお読みいただきありがとうございます。       (宗理)

参考文献

『バイリンガル利休百首Rikyu's Hundred Verses』

著者:井口海仙

翻訳:グレッチェン・ミトワ

翻訳監修:一般社団法人 茶道裏千家淡交会総本部国際部(マイケル・ハーディー)

発行者:納屋嘉人

発行所:淡交社

淡交社さまのご許可を得て、掲載させて頂いております。ありがとうございます。




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