趣味を楽しむ大人のイベントSNS「シュミタイム」のリリース祭を開催します。
シュミタイムのリリース祭りにご参加いただく皆様、ブログをご覧いただきありがとうございます。
株式会社ジェイエルネス代表取締役の樗澤一樹です。
2024年6月29日(土)横浜市都筑区にある「Yellow Monkey Brewing」にて、趣味を楽しむ大人のイベントSNS「シュミタイム」のリリースイベントを開催します。
実は、このサービスは祖母の一言から始まりました。
ある日、1人暮らしの祖母が「早く死にたいわ」と口癖のように言うようになったことがきっかけです。
他界した祖父の年金で暮らしていた祖母は、仕事をしておらず、趣味を一緒に楽しめる友達もおらず、自宅をきれいに保つことが日課でした。
そんな1人暮らしの祖母にとって、生きる意味がなくなってしまったのだと思います。
問題は火を見るよりも明らかで、「楽しみな予定がないこと」でした。今週も来週も来月も、特に楽しみな予定がなく暇を持て余している状態が続くと、自分の人生に価値があると思えなくなってしまうんです。
その主な原因は、孤独でした。
気軽に誘ったり・誘ってもらえるような繋がりを持てていないが故に、楽しみな予定どころか、毎日の家事を繰り返すだけの日々でした。
急速に衰えていった祖母は、比較的若くして施設にお世話になることになりました。
孫として祖母を幸せにすることはできなかったけれど、起業家としてこの問題を解決することならできるのではないか?
そう感じたのが、このサービスの始まりです。
このブログでは、今回のリリースに至った経緯やシュミタイムの使い方、そしてこれから僕たちが創りたい未来についてお話ししたいと思います。
三度目の正直のリリース
実は、今回のリリースに至るまでに二度の失敗を重ねています。
まず初めに、家庭用テレビに取り付けるだけであらゆるウェルネスプログラムに参加することができるハードウェアの開発および検証を行いました。スマホを持っていない方でも、自宅にいながらライブレッスンや福祉サービスを受けることができる仕組みを提供するためです。
しかし、120名以上の方々にご協力いただいた検証の結果、ユーザーが本当に価値を感じているのは「共通の趣味を持つ人たちとの交流・繋がり」だということがわかり、大きくピボットします。
そう言われた時に、方針転換を決意したことを覚えています。
次に、趣味×音声SNSのようなプロダクトを作りました。「共通の趣味を持つ人たちとのコミュニケーション」を、より日常的に楽しんでもらうためです。
ところが、このプロダクトは泣かず飛ばずで、本当に大きな学びを得ることとなりました。
そしてこの2回目のリリースを迎える少し前、2023年10月17日。
カラダ大学ランニング部というランニングコミュニティーを運営する御三方に機会をいただき、夜の東京タワー周辺を走って高架下でビールを飲むという、なんとも楽しい企画にお邪魔しました。
カラダ大学の活動の話を聞けば聞くほど、僕らが探していた解決策がそこにありました。
・チームやサークルのような「所属」ではない
・面白い企画を作って気の合う人たち同士で楽しむ
・参加したい時にだけ自由に参加する
・仕事や地域や年齢を超えた、楽しむための繋がり etc..
まさに「もしおばあちゃんがここにいたら、絶対に問題を解決できた」と直感的に確信する内容でした。
それと同時に、カラダ大学ランニング部が実現しているような「明日が楽しみになるアソビや繋がり」を、もっともっと多くの人に届けることが僕たちのやるべきことなんだと理解しました。
それからというものの、カラダ大学のタジーさんからご縁を繋いでいただいたり、ネット上で検索してあらゆる企画に参加させていただきました。
改めて数えてみると、約5ヶ月で40回以上の趣味イベントに参加し、200名以上の方々のお話しを伺いました。
その結果、ようやく辿り着いたのが『趣味を楽しむ大人のイベントSNS シュミタイム』というサービスです。
趣味を楽しむ大人のイベントSNS「シュミタイム」とは
何歳になっても、どこに住んでいても、気の合う趣味仲間と遊べる、
趣味を楽しむ大人のためのイベントSNSです。
・アプリを開けば、とにかく面白い趣味イベントが盛りだくさん
・自動生成される参加者限定チャットで、ゆるく繋がれる
・主催者や参加者の顔が見えるから、安心安全
・自分がやりたいアソビの企画を作って楽しめる(承認制)
・皆の遊びやイベントの様子をタイムラインで見られる(今後リリース)etc..
僕たちはこれまで二度の失敗を通じて、リアルな体験こそが何より大事だということを思い知りました。
だからこそ、僕たちはアプリ屋さんではなく、日本一の趣味のイベント屋さんになることを決めました。アプリはその補助ツールでしかありません。イベントに参加しやすくなったり、イベント前後のコミュニケーションを楽しんだりするためのものに過ぎません。
重要なのは、楽しみな予定でスケジュールがいっぱいになることです。
アプリひとつ入れていただければ、「今日はダラダラしてしまったな」と暇を持て余すことはもうありません。「行ってみたいやってみたい、でも1人じゃなぁ..」と楽しみを躊躇することもありません。
楽しみな予定でスケジュールがいっぱいになることを、約束します。
シュミタイムが夢見る世界
シュミタイムが夢見る世界は、「明日が楽しみになるアイディアと繋がりに溢れ、誰もが人生を余すことなく楽しめる世界」です。
そのために、僕たちは世界中に大人のあそび場を創ります。
2040年の日本では65歳以上の1人暮らしの方が900万人にもなると言われており、世界に目を向けると1.4億人にものぼります。彼らの中には、祖母と同じように孤独となり人生に楽しみを見いだせくなってしまう方もいるかもしれません。
でも、僕たちがカラダ大学ランニング部で目の当たりにした「多世代の趣味
の繋がり」を彼らに届けることができたら、解決できると思いませんか?
だから、僕たちは本気でこの活動を世界中に届けていきます。
しかし、これまでもそうだったように、僕たちの力だけでは決して成し遂げられることではありません。
シュミタイムのアプリを1人でも多くの方々に使っていただき、ひとつでも多くの楽しみな予定を届けていく必要があります。
シュミタイムが夢見る世界を現実にするまで、メンバー一同人生をかけて取り組みます。プランナーとして、ユーザーとして、引き続きぜひお力を貸してください。
感謝と決起
今回のリリースイベントの開催については、とても迷いました。
2回もピボットを繰り返してきた僕たちにとって、やらない理由は色々とありました。
でもやっぱり、これまで多大なるご協力をいただいたプランナーの皆さんに感謝を伝えるとともに、同じ空気を吸って決起したいという思いが強く、開催させていただくことにしました。
皆さんのご協力なしには、今このスタートラインには立てていません。断言できます。本当にありがとうございます。そしてこれからも、よろしくお願いします。
そして、今回リリース祭を「Yellow Monkey Brewing」でやらせていただけることに心から感謝しています。
大人のあそび心を生業にする僕たちにとって、YMBはこれ以上ない空間です。駒田さんはじめクルーの皆様、ありがとうございます。
おまけ
先日、6年ぶりのトライアスロンに出場してきました。
目標タイムを10分縮めて無事ゴールすることができ、6年ぶりのゴールテープはもう、本当に格別でした。
そして、ゴールしたときに思ったことが二つあります。
一つ目、趣味って本当に最高ですよね。
自分が面白いと思うことを、とことん楽しむ。そこに正解とか不正解なんてなくて、楽しんだもん勝ち。それが趣味というものですよね。まさに生き甲斐です。1人でやってもこんなに楽しいのに、それを共有できる繋がりがあって、いつでも自由に誘ったり誘われたりしたら、毎日が楽しくないわけがない。率直にそう思いました。
二つ目、歩みを止めなければ必ずゴールに辿り着く。
当たり前のことかもしれませんが、6年ぶりのトライアスロンだったので、それなりにきつかったんですよね。
得意なはずだったスイムは過呼吸寸前になり、バイクは土砂降り&濃霧に包まれる山岳コースで消耗し、ラン中も豪雨と晴れ間の繰り返しでした。
きつい時には遠くを見ず、あえて目線を落として「今、進むこと」に集中し続けることで、いつの間にかゴールテープが見えてきた。そんな感覚です。
ラスト1kmに入り、少し先にあるゴールを見ながら「あぁ、、シュミタイムも同じだ。何度もピボットしてきたけど、諦めず続けてきて本当によかった。これでようやくスタートラインに立てる」と、なぜだかゴールテープを切る前に感動して泣きそうになってしまいました。
きっと、今後もうまくいかないことや厳しい局面はあると思いますが、趣味から学んだことを活かして、一歩ずつ進んでいきたいと思います。
と、最後になりましたが、6月29日(土)シュミタイムのリリース際にご参加いただくみなさま、心から御礼を伝えさせてください。
ありがとうございます!
皆さんと走って乾杯して、最高の時間を過ごせることを楽しみにしております!
それでは、当日お会いしましょう!!
株式会社ジェイエルネス代表取締役
シュミタイム| 湘南プランナー
樗澤一樹
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