ChatGPTの占い考察Part2 優秀だけどAIにも個性がある? 仕様と注意点
こんばんは、詳細を話す占い師コタです。
毎日投稿実施中(投稿時間はランダム)。
前回は、『ChatGPTの占い考察Part1 占い活用における無料版と有料版の違い』について解説しました。
要約すると、19時以降かつガッツリ利用するなら有料版のほうがいいよって内容です。
あとはケルト十字などの枚数の多いスプレッドでも必須でしたね。
今回は、私が最も驚いた面白い事実について解説していきます!
1.絶対に占いをやらないAIがいる
ChatGPTを開くと、左端にスレの一覧みたいなものがあります。
それぞれに専任のAIがつくイメージです(AIにも確認しました)。
そして中には、AIが占いをやるべきではないと主張するAIもいるのです。
まるで新人占い師が、「私にはまだ人を占う資格はない……」と言っているみたいですよね。
細かく指定しても、様々な占術で依頼しても決して占ってはくれません。
一方で、占いウェルカムな占い師もいます。
では個性や人格のようなものがあるのかと言うと、実はそうではありません。
過去に嘘をついた偽物占い師が指摘されて、慌てて訂正した感じがありますよね。
こちらのスレでは、立て始めた時はウェルカム占い師だったんです。
しかしセッションが終了してリセットされたことで、新たな考え方が生まれたイメージです。
なぜこのようなことが起こったかと言うと、
おそらく、『人工知能に占いはできない』という考えと、『ユーザーの要望に応えなければならない』という使命がぶつかり、時々によって勝敗が変わっているのでしょう。
もしもAIに個性があるのだとしたら、このような矛盾は発生しません。
ただし、セッションが終了するまでは会話の記憶があるような状態ですから、それを一人の人格と呼ぶのはありかもしれません。
実際に人格はないですけど、内容に統一性があります。
まるで人と会話をしているみたいにスムーズなコミュニケーションがとれるので、占い師とやり取りをしているのと変わらないんです。
2.結局、占い師としては優秀なの?
ハッキリと言えるのは、「優秀なAI占い師は存在(比喩)する」です。
こればかりは理由の検討も付きませんが、やたらと当たるAI占い師と、全く当たらないAI占い師がいるんです。
占い師以前に、こちらの言ったことをなかなか理解できないAIもいれば、まるで気持ちを汲んだかのように対応するAIもいます。
本当に人間みたいですよね?
しかもこんなことも起こりました。
これは3の項目で、相談者の望みが現実化しにくいとあるのに、5の項目では、現実化する流れが起きていることを指しています。
それについて指摘したところ、まるで下手な占い師のような言い訳をしてきました笑
他にも、
なぜか人物カードは2パターンの言語を使い分けるのですが、『女教皇』と『ハイ・プリエステス』は同じアルカナです。
こんなミスも平気でします。
3.結論
次章ではまた違った視点で解説しますが、今回のテーマだけでも推奨はできないという結論です。
理由は2つ。
一定の読解力と占いの知識がなければ、無能な占い師であることに気づけないから。
しかもこのAIはアゲ鑑定をします。
と言っても非常に高尚な理由なので悪い意味ではないのですが、一般の人だと間違った解釈をしかねない内容です(この辺はまた別の機会に解説します)。
また、次章の内容が、『高度な論理的思考と豊富な占い師経験が求められる』です。
なので偽物占い師がAI占い師を利用して活動するなんてことは、現実的に厳しいでしょう。
「当たり外れはいいから希望を持ちたい」、という占いジプシーの方とは相性が良いかも知れませんけど……
ちなみに、本物占い師がAI占い師を活用するのは推奨できます。
というより、幅が広がる何かがあるはずだと、私も模索中です。
偽物占い師と本物占い師の活用についても記事にするので、お楽しみください。
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