初夢っていつ? 縁起の良い内容はどんなもの?
こんばんは、詳細を話す占い師コタです。
今年も残りわずか。
皆さんの視線は、来年の運気に向いていることと思います。
一富士、二鷹、三茄子、四扇、五煙草、六座頭。
座頭とは、坊主のこと(厳密には異なるが、現代では坊主であれば縁起物となりうる ※諸説あり)
それぞれの意味は各々調べていただくとして、これらの縁起物が初夢に出れば来年の運気は良いとされています。
しかし、山好きが富士山を見ることはあっても、これらの夢を見た人ってあまりいないのではないでしょうか?
そもそも昔の人のイメージなので、現代の人が見たとしても縁起に結びつくかは微妙なところです(あくまで持論)。
では、現代人にとっての縁起物とはなんなのか?
1.初夢っていつのこと?
実は説が2つあります。
1.新年で初めて見る夢
1/1の夜に寝て、1/2の朝に起きる間に見る夢を一般的に指します。
仮に1/1に寝なかった場合、1/2〜1/3になる。
夢を見なかった場合、最初に見た夢で良い。
つまり、決まった日付はない。
2.新年で最も印象に残った夢
後述しますが、有り体に言えば、新年で初めて見た運気に結びつく夢のことを指します。
さて、どちらが正しいのか?
その説明の前に、まずはこちらの記事を参照していただきたい。
内容を要約しますと、一般的な夢占いで解説されている夢は、体調や感情などの自分の状態を示す内容であれば信用できる。
しかし、吉夢や凶夢といった未来を暗示する夢にはアテにならない。
未来の暗示で最も重要なのは、夢の中で不思議な印象を持った事象(出来事)だということです。
つまり、2番目の説が私的には正しいと言えますね。
2.初夢はおみくじのようなもの
よく考えてみてください。
新年で大吉を引いたから今年は良い年だ。
大凶を引いたから悪い年だ。
これって皆さんが思う初夢と同じですよね?
では、大吉を引いた年は、終始幸せだったでしょうか?
大凶を引いた人は、終始不幸だったでしょうか?
1年を通して運気が一貫していることは稀です。
夢も同じで、仮に暗示に関する内容を見たとしても、それは近い未来のことでしかありません。
なぜかと言えば、占い師でもない人の予知力などたかが知れているから。
せいぜい1〜3ヶ月の未来が限界です。
夢による暗示は本人の直感力でしかないため、個人差があります。
3.そもそも初夢は昔の考え
結論から申し上げますと、初夢云々に意味は全くないです。
夢の暗示そのものは過去記事通り、完全に意味がないとは言いません。
まあ現代人は初夢に対する意識が強いため、直感力の高い人が年内の大イベントを予感する、なんてことは充分あり得るでしょう。
つまりは気にしてどうこうなるものじゃないということです。
暗示がどこまでの範囲を意味するのか分からない以上、初夢に限定して気にするのではなく、普段から夢の内容にアンテナを張っていましょう。