分かりやすく説明するための伝達能力の言語化奥義! PREP法+DESC法!
こんばんは、詳細を話す占い師・コタです。
言語化のコツである語彙力・イメージ化に続く伝達能力!
語彙力とイメージ化については過去記事をご参照ください。
1.伝達能力の大切な前提
あなたは今までに、
「結局何が言いたいの?」
「つまりどういうこと?」
「で?」
「(私は何を言っているんだろう…………?)」
と言われたり思ったりしたことはありませんか?
物事を説明するには、その事柄への深い理解が必要不可欠です。
そして説明するにはまず、自分の頭の中が整理できていないと、支離滅裂なことを言ってしまいます。
つまり、自分がどう言われたら納得できるのか、どういう順序で説明したら理解しやすいかを、理解している必要があるのです。
この『理解』ができていないと、中身が薄っぺらいものになるんですね。
2.簡単な意識から
まずは基礎的なことから解説します。
でも意外にできていない人が多いです。
それは、主語と目的語を意識すること。
「誰が」「何を(何に)」という部分ですね。
「BさんとCさんとこの間ご飯に行ったんだよ。初めて知ったんだけど、漫画を読んだことないんだって!」
どっち? ってなりますよね?
あとは私の配信にたまに来るタイプの人なんですが、
「占いのお客さんが全然来ないのですが、どうすればいいですか?」
私は赤ペン先生、占いによるアドバイス、個人の知識と経験からのアドバイスと、多岐に渡って人の相談に乗っています。
どれを目当てに質問しているのかが分かりません。
たいていこういう人は、「質問いいですか?」や「相談に乗ってほしいことがあるのですが」という前置きもなく、突然自分語りをしてきます。
もはや私を試しているのか、純粋に悩んでいるのか、空気を読めないだけなのかすら分かりません。
「これ」「それ」「あれ」「どれ」を多用する人も同様です。
これらに共通しているのは、「言わなくても分かるでしょ」の精神が根底にあるからでしょう。
しかし、他人の頭の中のことなんて分かるわけがありません。
作者が自分の書いた本を100%把握しているのは当然です。
ですが読み手は、一周読んでも100%理解するのは難しいもの。
人との会話において、この前提を理解している必要があります。
もっと言えば、相手の目線に立って考える必要があるわけです。
説明が下手な人は総じて、相手のことを考えていません。
自分が伝えたいことだけしか頭になく、その頭の中ですら形ができていない(伝えたいことの構成ができていない)ため、相手に余計な負担を強います。
相手の情報を飲み込む作業でさえ大変なのに、余計な疑問で思考のリソースを割かれてしまうのです。
まずは主語と目的語を毎回伝えること。
これが当たり前にできなければ、この先の解説を活用することはできません。
端的に言えば、主語や目的語、発言の目的を質問されないようにする、ということです。
質問されるのはまだマシで、誤解したまま会話が成立したような気になってしまうことが、占い師にとっては最悪です。
アンジャッシュのすれ違いコントは長尺だからそんなわけないと思いますが、切り取った尺で見たら普通に起こり得る出来事ですよ。
3.PREP法
これはビジネスでも当たり前とされる説明の構成です。
結論を先に言うのが重要だとよく言われますが、なぜだと思いますか?
もちろん、相手の求める回答を先に伝えないと、言い訳っぽくなるという理由もあります。
しかし説明において重要な理由は、そもそもゴールが分かっていないとイメージができないからです。
最後に結論を持ってこられると、途中の理由を聞き返す羽目になります。
実際の鑑定のNG例を出しましょう。
極端な例に思えるかもしれませんが、このケースは意外に多いですよ。
相談者からすると、結局付き合えるの? 付き合えないの? 分からないの? となっていることは容易に想像がつくと思います。
しかも「彼は今、他に気になる人がいる」「(相談者を)良き友人と思っている」という理由から、望みは薄いと思っても無理はありません。
逆に、「(気になる人と)うまくいっていない」「(相談者に)ネガティブな感情はない」「一度積極的にアプローチしてみて」から、望みが高いと捉える可能性もあるでしょう。
心の中で感情が確定すると、それ以外の情報が入ってきにくくなります。
でもどっちで確定しているかが、占い師からは分かりません。
こうなると重要な情報を流されたまま終わるので、後になって「言ってたことと違う!」とクレームになることもあるんですよね。
だから最初に、「彼とは付き合えますよ。でも注意が必要な状況でもあります」と結論を伝えておく必要があるのです。
4.コタ流PREP法
私はこのPREP法に少しアレンジを加えています。
PREP法は、あくまで情報をスムーズに伝達するための技術です。
つまりシンプルであればあるほど、頭にスッと入ってきやすくなります。
先ほどの相談例を使って解説しますね。
一応断っておきますが、実際はこの数倍話しますよ。
分かりやすさ重視で、大部分を端折っています。
さて、要点がスッと入ってくるのは理解してもらえたと思います。
でも熟練の占い師なら、このPREP法の問題点に気づいたことでしょう。
今回の内容は、良い結果だったから端的に伝えても問題ありませんでした。
もし悪い内容だったなら、それこそ感情が確定して、その先の説明が右から左になってしまいかねません。
そこで私がオススメするのが、PREPの理由の部分に、次で説明するDESC法を取り入れることです。
5.DESC法
DESC法とは、相手に納得感を持ってもらいながら説明する手法のこと。
余計な疑問や感情を与えると、説明が頭に入ってこなくなるからです。
それを踏まえて、もう少し分かりやすく変換しますね。
先ほどの例題に当てはめてみましょう。
実際の鑑定ではこの程度の情報量ではないと思いますが、要するにこの順番で説明する意識を持つことが大切です。
「告ればすぐ付き合えるから! それに早くしないとCさんに取られちゃうよ!」
なんて言われたら、
「Cさん? え? どっから出てきた? 告れば付き合えるの? そんな簡単なわけないじゃん!」
ってなりますよね?笑
そういった混乱を防ぐために、今までの技術をフル活用します。
6.PREP+DESC法
これを組み合わせると、
イメージ化は、DESC法の中で必要に応じて活用します。
また例題に当てはめましょう。
7.要は順序立てて話せればいい
説明しといて申し訳ないのですが、別に本記事の内容を覚える必要はありません。
PREP法とかDESC法なんて単語を持ち出されると、途端に苦手意識が出てくると思います。
ただ、分かりやすい説明って、本当にこの流れなんです。
まずはこれを意識することが大切で、自然と身につけばPREP+DESC法も勝手にできるようになります。
実は本記事の構成も、今回解説した技術がしっかりと活用されています。
さらに言うと6章以外の各章でも、PREP+DESC法の構成です笑
とりあえず鑑定結果を文章化して、今回のやり方を当てはめてみてください。
正しく文章化ができないのであれば、占いの技術はベテランでも初心者と変わりません。
アウトプットによって反復練習をしないと、読むだけでは身につきませんから。
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