リーディングからの伝え方解説 コミュニケーションと客観視の重要性
こんばんは、詳細を話す占い師コタです。
毎日投稿実施中(投稿時間はランダム)。
本日は前回のリーディング解説から、ついでに伝え方の解説をしようと投稿した次第です。
リーディング内容自体は一般的なので、それをどのように伝えているのかを参考にしていただければと思います。
過去記事はこちら。
1.前回のリーディング結果
過去記事からリーディング結果のみを抜粋します。
上記から、さらに深掘りした結果が以下です。
さて、内容自体は上記をそのまま伝えるだけでもいいのですが、ポイントは相談者さんにしっかりと認識してもらうことです。
つまり、説得力のあるトークですね。
2.結論の伝え方
相談内容が「これから出会いはあるのか?」なので、まずは「出会いはあります」と結論から伝えましょう。
ただし、決して問題のない未来とは言い難いため、直後に「ですが注意点がいくつかあります」と、有頂天になる前に聞く姿勢を持ってもらいます。
ちなみに、今回はポジティブな結果だったのでそのまま伝えればいいのですが、もし出会いがないという結果だったらどう伝えるか?
「このままだと厳しいですね」と、断定しない言い方を意識しましょう。
仮に占い結果の範囲内に出会いがないと出ても、それは今のまま進んだ未来であり、占い結果にはアドバイスがあるはずです。
ですが「ない!」と断言してしまうと、相談者は「あるかないかを知りたい」、もしくは、「あると言ってほしい」という気持ちを持っていますから、その時点で聞く耳を持たなくなってしまいます。
3.伝える際にもコミュニケーションを
そして結論の後ですが、基本的には現在から過去に向けて説明していき、その内容を踏まえてアドバイスを伝える流れで大丈夫です(過去は必要に応じて)。
まずはこの指摘で、相手のYESを引き出しましょう。
イエス・ノーのやり取りだけでも、会話が成立します。
一方的に話すよりも、きちんと相手の耳に入りやすくなります。
それにもし、「すごく前向きです!」と返ってきたら、カードの結果から、「気持ちは前向きでも、行動に移せていないですよね?」と確認することができます。
別にこれは、相手に合わせて内容を変えているのではなく、『前向きなのになぜ行動していないのか?』という言動の矛盾を指摘できます。
必ず理由があるわけですから、それを聞くことで客観的な判断を下すことができます。
占い師は占い結果だけを伝えればいいのではなく、客観的に指摘したり相談に乗ったりすることが肝要です。
もしも「行動に移してますよ」と返ってきたら、行動の内容に問題があるのか、行動しているつもりなのかとなります。
アドバイスカードにある不安感と合わせれば、指摘はしやすいですね。
4.全体の伝え方の流れ
長くなったので話を戻します。
このように、簡単に流れに沿って説明します。
順を追って説明しないと、頭の中がこんがらがってしまうからです。
とはいえ、未来の良い出来事なんて、しっかり伝えなくても相手は勝手に記憶します。
しっかりと聞いてほしいのはアドバイスです。
相談者さんからしても、ここはちゃんと聞きたい部分です。
前置きをすることで、改めて聞く姿勢になってもらいます。
①で、自身が原因で失敗するという理由を伝えます。
本人に自覚があるはずですから、再認識してもらいましょう。
②で必須の行動を伝えます。
内容自体はシンプルですから意識もしやすいですし、忘れません。
③は警告です。
今回の結果に限らず、恋愛に不得手だったり今まで悪かったりすると、暴走して階段飛ばしをしてしまいがちです。
暴走する人は自覚があることが多いので、きちんと警告しましょう。
5.最後に覚えるべきことだけをまとめて伝える
そして一番重要なのが最後。
これまでの内容を一気に伝えても、7割くらいしか頭に入っていません。
メモを取ってもらうのがいいのですけど、私の相談者さんの中にメモをとった人は1割もいなかったです。
ぶっちゃけた話、過去から未来の出来事なんて覚えなくていいんです。
というより、占いが当たっていたら勝手に覚えてくれます。
なので重要な部分をまとめて伝えるのを締めにしましょう。
今回で言うと、
これだけ覚えたら、今回の占いが無駄になることはありません。
以上です。
次回は今回の例を使って、より相談者さんに飲み込みやすくしてもらう小技と、文章形式で占い鑑定を送る際のコツについて解説します。
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