私の双極性障害パターン【絶望日記3】
こんばんは、とばりです。
今回の写真は、妹に作らせた作ってもらった「雪うさぎのぬいぐるみ」です。ちゃんと製作費は払っています。
今日は自己紹介の延長がてら、自分の病気について書き綴ろうかと思います。ちょっと長いかも。
▼双極性障害(躁鬱)
なんとも厄介な病気です。
私が適当に語って嘘言っても良くないので、この病気をご存知ない方はぜひ検索とかしていただきたいのですが、簡単に言えば「躁」という活動的になる時期と、「鬱」という落ち込む時期を繰り返す病気ですかね。
「鬱」がひどい人のほうが多いイメージですが、私の場合は違います。「躁」がめちゃくちゃひどいです。
いつからこの病気だったのかは分かりません。ただ、昔から凶暴で暴力的な性格を秘めている人でした。普段は大人しいんです。だからみんな良い人だと思っている。でも、キレるととんでもない。……犯罪犯しそうですよね、この人笑
元々は気弱でした。だから結構いじめに遭ってまして。ですが、だんだん力がつくとともに、性格も粗暴なものに変わりました。おそらく本性が出たのでしょう。子どもの頃の私と、大人になってからの私では性格は真逆です。
では、私の躁の状態と鬱の状態でどのような変化があるか挙げてみましょう。
【躁状態】
・アイデアが止まらない。天才じゃないかと思う。
・お金遣いが荒くなる。ある程度理性はあるため巨額を使うことはないが、コンビニ行ってお菓子に5千円とか平気で飛ばす。
・暴力衝動が酷い。なんでもいい、殴らせろ。
・殺人衝動が酷い。憎い人間を思い出し、頭の中で計画をしてしまう。
・酷い時は10秒に一回、昔の許せない出来事を思い出して(フラッシュバック現象)怒りが脳を支配する。
・他人と喧嘩、衝突をする。
【鬱状態】
・眠りすぎる。
・昔の失態を思い出し、ずっと自分を責める。
・死にたい。自殺したい。
・何も考えられなくなる。
・何もできなくなる。
……まあ、こんなところでしょうか?
とにかく躁がきついです。暴力衝動、殺人衝動なんて大問題です。それを精神力で抑え込むのも疲れます。
そして、躁で上がったボルテージが、鬱になるとがくっと落ちます。分かりやすく例えれば「ジェットコースター」でしょうか。なので、躁がひどければひどいほど、鬱の反動がデカいのです。
それから、これは最近分かったことですが、どうやら私は「躁鬱混合状態」にあるようで、躁と鬱が頻繁に入れ替わり襲いかかってきます。疲れます。これに関してはまだ検査中です。
私の鬱病は3回悪化していますが、どれも躁がトリガーになっています。
感情としましては「怒り」です。対人トラブルやストレスで怒りが溜まりに溜まり続け、ある時他人の些細な一言でプツッとキレて、そこからおかしくなります。よく私は「ブレーカーが落ちた」と表現しています。本当にそんな感じです。
怒りが爆発すると同時に、全てが真っ白になるんです。そして「殺すこと」と「死ぬこと」しか考えられなくなります。こうなってしまっては終わりです。もう全てを投げ出して、病院に駆け込むしかありません。
⚫︎考えられる原因
過労が一番に挙がると思います。何せ私は(自分で言うのもなんですが)精神力はかなり強い方でした。ブラック企業でパワハラに遭っても、上役どころか社長諸共返り討ちにしていましたし、なんなら私が眉ひとつ動かすだけでパワハラ社長が慌てふためくほどその仕返しは強烈でした。
親族や妹の担任から嫌がらせを受けていても耐えていましたし、いじめてくる奴はとにかく全員吊し上げていました。どれだけ苦しい状況下でも生き抜けるほど強かったです。そう、私は誰よりも強かったです。
だから、過信していました。こんなに強い私が、鬱になんかなるわけがない、と。
ですが、脳は鍛えようがありません。性格によってはストレスによるダメージの大小が変わってくると思いますが、どれだけタフな精神力があったとしても、無茶な労働が続けば脳は弱りますし、ストレスでダメージは負います。それが積み重なった結果、私は鬱病になってしまいました。
それからもうひとつ考えられる原因が家庭環境です。
最初の記事(以下リンク参照)にも書きましたが、私の家庭環境はまともではありませんでした。
暴力家庭だったのです。生まれて物心がついた頃から、常に暴力が側にありました。
父親に怒鳴られ、打たれ、手錠で繋がれて、母親が目の前で引きすり回されても、なんとも思っていませんでした。はっきり言って異常です。ですが、その異常が私にとっては「当たり前の日常」だったのです。実際私は高校3年生くらいまでは普通の家庭だと思っていましたからね。
お医者さん曰く、家庭環境が暴力的な性格を作ってしまった可能性があるそうです。なので私の凶暴性は、半分は病気のせい、もう半分は元々の性格だろうということでした。……困りました。薬で半分はなんとかなりますが、元々の性格の方はもう変えられません。
……さて、色々書き綴ってまいりましたが、実は「発達障害の疑い」もあったりと、まだまだネタがつきません。
今度新しい病院にかかる予定なので、また詳しく検査を受けたいと思います。何かわかりましたら、また改めて記事にしますね。
長くなってしまいました。拙い文で申し訳ございません。
今日も「絶望日記」を読んでくださり、ありがとうございました。
また次回、お会いしましょう。では。