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グレーゾーンの苦しみ【絶望日記7】

こんばんは、とばりです。
だいぶ前に、空に虹が二重でかかってたのを偶然見つけて写真に撮りました。夕暮れ時で、なんかいいですよね。

今回は病気の話の延長線です。
今日はあまり体調が良くないので、短く書きたいと思います。



グレーゾーン

……と、いまだに呼べるレベルかは怪しいのですが、健常者と障害者の中間といいますか、健常者寄りの精神疾患持ちであると私は思っています。
これまで精神科をいくつかあたりましたが、薬は最終的に17錠とたくさん出される一方で、なかなか重い診断はおりませんでした。だから無理やり一般職で働くしかなかったのですが。
それに自分は根性(死語?)はかなりあった方なので、ダブルワークやったり、結構ハードな仕事をやったりと、無茶ができる人でした。だからでしょうね。いつまで経っても正しい判断がされなかったのは。

「できる」とは?

無茶が「できる」、一般職で「働ける」。だったらいいのか?いいわけないです笑
普通の人が60%〜80%の力でできることを、神経を張り巡らせて、常に120%〜150%の力でこなしてるだけです。それって「できる」って言えるのですか?言いませんよね?

今度新しい病院でちゃんと診てもらうつもりですが、私は子どもの頃から発達障害の疑いがあります。

忘れ物を毎日たくさんする。
小学校の頃は、一日最低4つは必ず忘れていました。必ずです。3つの日があったのですが、帰りの会で連絡帳を忘れていることに気づき愕然としました。
そもそも人の話を聞いていないので、持ってくるものを知りません。小学校1年の初日なんかは持ってくるもの全部持ってきてなかったです。
今は長年の経験で「これ後で絶対に忘れるわ…」というのが事前にわかるようになったので、忘れるものは必ずスマホにメモしています。また、やることは「内容」を覚えるのではなく、何個やることがあったか「数」を覚えるようにしています。そうすると、抜け漏れが防げます。

時間にルーズ。
小学校中学年あたりから遅刻欠席常習犯。職員室でも有名。なんなら高校の卒業式にも堂々と遅刻した。色んな人に迷惑をかけて怒らせまくってました。
社会人になってもなかなか直らず、10年以上色々対策するうちにようやく最近克服し始めました。なおセットしている目覚ましは3つ。
余談。新卒の頃、遅刻して会社まで走っている途中で、本来乗るはずだったバスを追い抜いたのは知人間でも有名な話。

コミュニケーション能力に問題がありすぎる。
ぶっちゃけクラスに一人はいる言動がやばいやつでした。
キモオタも相まってとにかく変なことばかりしたり、変な発言をしたり、今思えばそりゃあみんなから毛嫌いされるわぁ…と思うような人間。空気も読めないのでよく失言をし、周りの人の気分を害していましたね。
学生の頃、とても好きな人がいました。ある日、ふと「こんな奴好きになるか!?」と自分を客観視したことがきっかけで言動を改めました。周りの子たちからも「とばり変わったね!」と褒められたのを覚えています。でも、社会人になっても対人関係のトラブルは続いていましたので、根本的には直っていないのだというのが私の見解です。

また、ものすごく凶暴でキレやすい人です。昔は特にやばかった。最近はわざとゆっくり間抜けな喋り方をすることで、多少怒りを抑えています。くまモンのモノマネとかするとちょっと落ち着きます。

ミスが多い。
絶対なんか抜けます。だから、どれだけ慣れた作業であっても必ず自分のノートを見ながら作業します。相当自信がない限り記憶には頼りません。
だからどこに行っても仕事が遅いのですよ。そのせいで毎回嫌がらせに遭います。

マルチタスク無理。
私の限界は2タスクまで
です。3タスク以上を脳内だけで管理しようとすると、30%(当社比)くらいの確率でミスを犯します。
でも、実はこれ工夫と努力でどうにかしました。
そもそも自分の脳に頼ることがナンセンス。タスクを一行ずつ書いてチェックを入れていくメモ帳を活用したり、場合によってはエクセルで管理ツールを自作したりすることで、数ヶ月先のタスクすらも管理できるようになりました。
でも、再度言わせてください。本来は私の限界は2タスクまでです。ツールがあるからといっても、容易なわけではありません。
ちなみに電気屋に勤めていた時は、あまりにもシングルタスクすぎるので周りから「ワンチューナー」という不名誉なあだ名をつけられました。

⑥遠いところに行く時は必ず1時間の余裕を作る。
激烈的方向音痴です。最近のマップは自分がどっちに向いてるかわかりづらいですから、あんまり役に立ちません。方角見ればいいと言う人もいるのですが……方向音痴とは、自分が向いている方が常に北(上)という生き物なのですよ!!
遠いところや初めて行くところは1時間余裕を持たせないと遅刻します。1時間余裕を持たせても大体いつも約束の時間くらいに着くのですから。


……書き出すと結構あった。
あとはよく聞く「ドアの鍵閉めたか何度も確認してしまう」現象ですね。それも昔ありました。
今は「絶対に閉めたと信じて戻らないことを徹底」したため、直りました。
ただこれの弱点は、稀に本当に閉め忘れていて、帰宅した時に泥棒に入られたのではないかと心配になることです。

私が言いたいことは要するに、できるけどそれは無茶や努力の積み重ねの上で成り立っていることであり、本当の意味ではできるとは言えないということです。
もし、私の努力が裏目に出ていて医師から正しい判断がされていなかったのであれば、これほど馬鹿馬鹿しい人生はありませんね笑


「大丈夫そう」に見えるらしい

前の会社の上司に双極性障害の診断書を提出した時の話です。「でもあなたは大丈夫そうに見える」と言われました。……大丈夫そうに見える、だって笑
これは怒り?呆れ?名付けようもない感情が湧き起こったのを覚えています。
毎日毎晩、殺人と自殺のことしか考えてないのにね。仕事何回変えてると思ってるの?10年で20回超えてるのよ?こんなにも結果に出てるのに。失敗しかしてないのに!

もし本当に大丈夫そうに見えているのであれば、それはひとえに私の努力によるものです。だって、相手に心配かけたくないから当然無理して明るく振る舞うに決まってるでしょう。無理できるならやるでしょう。もしかして努力しない方がよかったのかな?やっぱり努力って無駄ですね!!あの仕事辞めてよかったなと思います。



ぶっ壊れた今、まだグレーゾーンなのかどうかはわかりませんが、とにかく生きづらいですね。
こんなことを言うと、症状が重すぎる人たちに失礼かなとは思うのですが、それでも私は「障害者としての証明」が欲しかったです。だって、少なくとも健常者ではありませんでしたから。精神疾患がありながら健常者と肩を並べることははっきり言って苦行です。

これからどうなるかはわかりませんが、自分が何者でどういう病気や障害を持った人間なのかはっきりさせて、適切な環境で闘っていきたいです。




ごめんなさい、短くまとめられませんでした。
今日も「絶望日記」を読んでくださって、ありがとうございました。
また次回、お会いしましょう。では。

※もし誤字脱字などがありましたら、教えていただけますと幸いです。

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