トイレ洗面

女子トイレに貼り紙

 多くの人にとっての「常識」が、一部の人にとってはそうとは限らない、という事例は探せば色々ありそうですね。

 でも、

「何故そういうことになるのか」
について深く追究してみる

と、意外な側面が垣間見える/学ばされる?こともあるようで、ある意味興味深いです。

 

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 あるオフィスビル内のトイレ🚽の個室内にある掲示『使用後は必ず流してください』 --- そんな人がいるのか!?と、にわかには信じ難いでしょう。一回ではなく何度も起こるから、書かれることになりました。
 そしてもっと酷いことに、その後さらに厳しい表現に変えられたそうで、つまりは抑止効果にならなかった、という経緯も😂
※洗面台の話ではなく個室の方ですよ!

 

 この話、どうやらデリカシーの欠如に由来するものではなくて、一種の〔無頓着さ〕に占められていることがあるみたいです。どういうことか、推理できますか?
 
 つまり、要件は二点です。

①何故流さないのか
②掲示を見ていないのか、あるいは見ているにもかかわらず何故背くのか

 ほとんどの人にとって、使用後の「流す」は当たり前だし、仮に猛烈に考え事をしていてうっかり忘れてしまうことが人生に何度かあるかもしれませんが、この場所では「何度も繰り返される」という話です。そうなると、【その人は、そもそも「流す」ということを”知らない”のでは?】という分析に至ります。

 昔は無かったトイレの設備 - 洗浄便座/ウォシュレット。機種によりますが、『流す』ボタンを押さなくても、立ち上がってから少し時間が経つと自動で流れる機能/設計を経験したことがあるかと思います。その他、歩み寄っただけで蓋が開くなど、便利になったと言ってよいのか、何かと”自動化”されていることは皆さんもご承知の通りです。
 その点を勘案すると、当該【流さない人】は、「しばらくすると勝手に流れるのが当たり前で、手動でボタンを押す必要は無い」と思い込んでいるだけなのかもしれません。

 

 とは言え、さすがに掲示に気付くだろ!という感性の人が少なくないと思いますが、ほんの1~2行の文であっても”見ない””読まない”という人は散見されます。この例においては、場所が場所だけに、何か考え事をしていたり、逆に注意力ゼロの無心になったりと、特殊な期間になりがちです。

 あるいは「思い込みがあまりに深い」ために、実は読んでいるがまさか自分ことだとは夢にも思わない、のかもしれません。
⇒当方自身の心理傾向でいうならば、「こんなとこに書いている」という物珍しさからつい目配りしてしまうのですけれど😔
 
 悪気は一切無いのでしょう。なんだか可哀そうになってきますね😓

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