ひまとは…
先日、ホームスクールをされているママさんたちが集う会があったので参加したところ、参加者の方から「ひまとは何か?」という問いかけがあり、暇について考える機会がありました。
「ひま」という言葉から得られるイメージ、言葉の捉え方が全然違うので面白かったです。
ひま=やりたいことができない状態と10代の学生さんが言っていたよと教えてくれたメンバーさんがいたのですが、この学生さんの発想って、とっても面白いなと思いました。
例えば「やりたいことがあるのに学校でずっと座っていないといけない時間」がひまということだそうです。何かを制限されている時間をひまと捉えているんですね。
私は教室に来てくれている生徒を見ていると、ひま=ぜいたくな時間と感じることがあります。どういうことかというと、とにかく子ども達は「ひまがない!」状態なんですよね。ひまを満喫できる時間ってほとんどなさそうです。かくいう私も小学校からずっと塾と習い事に通い、ひまな放課後を過ごした経験がほとんどありません。
ゆっくり、のんびり、自分の好きに使える時間っていつのころからか贅沢品になったように思います。
年々、「ひま」な時間って大切だな~と思うようになってきました。コーヒーをゆっくり飲む時間、とりとめもないことを思いつくままに考える時間、本当にただボーっとする時間。
そんな時間が自分が自分であるためには、なくてはならない時間なんだと思います。