読書量は年収に比例する
高校生になるまで読書感想文以外で本を読んだことがありませんでした。(漫画を除く)ので、活字を読むことに苦手意識があります。これを克服するべく「読書革命(金川顕教)」を読んだので、簡単に要約してみたいと思いました。同じような活字苦手マンのお役に立てれば幸いです。
おすすめしたい人
・本を読むことに苦手意識がある人
・漠然と本を読んでいる人
・本を読んでいるもののあまり身になっていない人
読書量と年収が比例する事実
・『Business Management Degree』によれば、「1日30分以上ビジネス書などを読む」富裕層…88% 年収300万円以下…2%
・ビルゲイツ、ウォーレンバフェット、孫正義に共通するのは読書家であるということ。孫正義が3年半の入院生活で読んだ本は4000冊に及ぶ
『読書革命』3つのポイント
1. 読書は知識を増やすためではなく、思考の軸を鍛えるため
たくさんの「知識」「情報」=素材 に接した時、それらを自分なりに判断・解釈する力のことです。「つまり、どうゆうこと?」と突っ込まれた時に、自分の言葉で堂々と考えを返せる力、これが自己肯定感にもつながります。自己肯定感が強いことは、諦めない力、継続する力、ポジティブに考える力など、魅力的に生きていく上で欠かせないものです。
2. 「4stepで4回」「4冊」で身に付く読書術
金川氏の読書術は1冊を4回に分けて30分で読み、同じジャンルの本を4冊続けて読むことを推奨しています。「4stepで4回」とは
①予測読み...カバーやタイトルで内容を予測
②断捨離読み...目次と全体で気になるところをマーキング
③記者読み...マークしたところを、質問や疑問を交えてじっくり読む
④要約読み...誰かに説明する気持ちで全体を3〜5項目にまとめる
全て読まず20%を読んで80%の内容を掴む「パレートの法則」を実践する心持ちで挑みます。また、『what why how 何が、なぜ書いてあり、どう解決するか』を意識して読むとインプットの質が高まります。4冊続けて読む理由は、下記の忘却曲線でわかるように、繰り返し学習で脳に定着させるためです。
3. アウトプットこそ最高のインプット
アメリカ国立訓練研究所が発表した研究結果で、ラーニングピラミッドというものがあります。これによれば『読書』は10%の定着率なのに対して、『他者に教える』は90%です。この時、6歳児でもわかるように説明することを意識することで、本当に理解したと言える、とアインシュタインが述べています。
金川氏は10分3回、という声でのアウトプットを推奨しています。場合によっては職場で使える本を読み、職場の同僚などにそれとなくアウトプットするという方法も紹介されています。
アクションに繋げる
本を読んで、少しでも行動や習慣が変われば本を読んだ甲斐があります。
逆に、ハードルが高いと感じて何も行動できないことは本末転倒です。個人的にアウトプットの「10分3回」はハードルが高いため、今回文章でのアウトプットに変更しました。この本を読んで下記のアクションを実行します。
・1ヶ月に12冊の本を金川式で読み、1冊ごとに1noteすることを1年続ける
ひとまず、2022.5.5までよろしくお願いします。