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すごくきれいに撮れたりするんじゃないカメラを買いました

カメラを買いました。すごくきれいに撮れたりするんじゃない、2007年発売の、IXY DIGITAL 10というモデルです。

とはいえ十分すぎるくらい十分に撮れる、なんだかんだ力のあるカメラなのですが時折、ネオンの光も立体物もぺたっとさせてしまうようなところがあり、とても愛おしいです。

去年の暮れ頃から急に、カメラで撮るうれしさを味わいたくなって、2024年の大物買いはカメラかなあ、一眼かなあと思っていましたが、まさかのオールドコンデジ(という素敵なカテゴリ名があるらしい)。

まったくのノーマークでしたが、目の前に現れた時は、これだー!という感覚がありました。

きれいに撮れない、かんたんに撮れない。でもそれがいい。

「誰でも、そこそこ、それなりに」が可能になっていくものづくりの潮流に、きっとどこかで抗いたかったんだなあ。

購入して、手に取った時「これでもう寂しくないなあ」という気持ちが湧いてきたのが自分でも驚きだった。カメラとは、そういう特殊な電子機器ですよね。

今年は愛機と、いろんなところへ出かけたいと思います。

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